今回は、マスキングテープは壁に貼っても大丈夫なのかどうかについて解説していきます!
その可愛らしさと使い勝手の良さで、おしゃれ心をくすぐるマスキングテープですが、「そのまま壁に貼って大丈夫かな?」と疑問に思ったことはないでしょうか。
ご安心ください。一般的にマスキングテープは壁に優しい粘着力を持っているので、適切な使い方をすれば壁に貼っても問題ありません!
気をつけるべきポイントは…
といったところでしょうか。本文でさらに詳しくお伝えしますね!
記事本文では、さらにテープを剥がす際のコツや逆に剥がれにくくするコツなどについてもまとめいるので、ぜひ参考にしてみてくださいね(´・∀・)ノ゚
マスキングテープは壁に貼っても大丈夫!
繰り返しになりますが、マスキングテープはよほど変な使い方をしない限り壁に直接張っても大丈夫です。
と言うのも、マスキングテープはもともと剥がすことが前提で作られている製品なので、他のテープのように壁紙ごと剥がしてしまうようなリスクはかなり少ないからです。
次の見出しで詳しく解説しますが、一番問題になってくるのは何年もずーっとマステを張りっぱなしにしておくような使い方です。
これをしてしまうとマスキングテープの粘着が劣化して壁紙に残る可能性がある他、日焼けによる貼っていない部分との色の差が生じる原因となってしまうんです(´Д`。)
一度ダメージを受けた壁紙を元に戻すことはほぼできないので、そうならないような使い方をするのが適切な使い方となります。
とにかく「張りっぱなしだけはダメ!」というのを覚えておいてもらえると嬉しいです
^^
マスキングテープを壁に貼る時の注意点について解説!
この見出しでは、先程お伝えしたマスキングテープテープの張りっぱなしも含め、マステを壁に貼る時の注意点について解説していきます。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう(●´∀`)ノ
半年以上の張りっぱなしにしない
もう何度もお伝えした通り、一番注意してほしいのはマスキングテープを張りっぱなしにしないということです。
半年以上と書いたのはわたしの経験則も入っているのですが、半年間で粘着剤が劣化する問題以外にも、半年もの間剥がさないでいるとそのまま忘れてしまう可能性が高いからです。
そうすると、気がつけば貼ってから数年経過していた…!なんとことにもなりかねません。
さすがに何年も張りっぱなしにしていると、剥がれやすさがウリのマスキングテープさんでも上手に剥がれなくなってしまうかもしれません。
粘着部分だけが壁紙に残ってしまうとか、日焼けの加減で貼っていたとこだけ白いとか、そんな困った状態になる可能性があるということをよく覚えておきましょう!
マスキングテープを貼る壁の状態を確認する
貼った後忘れないようにするのも大切ですが、貼る前というか直前の壁紙のチェックも非常に大切です。
普通のクロスのような壁紙なら特に問題はありませんが、それ以外の「織物系」みたいなちょっと特殊な素材で作られている壁紙などにはマステは向きません。
また、普通のクロスでもちょっと浮いているとか微妙に剥がれているとか、そういう状態のところにも貼らない方が無難です。
これらの場所に貼ってしまうと、下手すれば剥がす時に一緒に壁紙ごと剥がれてしまう可能性があります。
なので、必ずこれから貼る部分の壁紙の状態と材質を確認してから貼るようにしましょう。
湿気の多い場所には貼らない
あまりないケースだとは思いますが、常に湿度の高い場所(例えば脱衣所)や湿気のこもりやすい場所にもマスキングテープは不向きです。
貼ったその時は別に良いんですが、しばらくすると湿気で剥がれてきたり、場合によってはカビが発生してしまうリスクもあります。
マステと壁紙の隙間から黒いカビが見えたりしたらテン下げですよ、ほんとに。
なので、マスキングテープを使うのであれば「湿気のこもりにくい場所」を選ぶようにしてくださいね^^
常に日の当たる場所に貼らない
最後に、常に太陽の光が当たり続けるような場所もあまりおすすめできません。
貼りっぱなしのところでもお伝えした通り、日焼けのせいで周りの壁紙との色の差が出やすいですし、あまり温度が上がるとマスキングテープの色が壁に移ってしまう可能性もあります。
色移りは温度のせいだけじゃないかもしれませんが、これはなかなかシャレになりません。色柄によってはめっちゃ目立つので、ますますテン下げです。
注意点なので少し大げさには書いていますが、これらをまとめると…
「常に日光が当たる場所や湿度の高い場所以外の状態の良い壁紙に使って、貼った後も半年以上は貼りっぱなしにしない」
ということになります。非常に長いですが、何となく覚えておきましょう!
壁からマスキングテープが剥がれにくくするコツを紹介!
次は、せっかく貼ったマスキングテープが壁から剥がれにくくするために注意してほしいことについて紹介していきましょう!
良く考えれば結構当たり前のことばかりなので、さらっと流し読みしてもらえれば十分だと思います^^
貼る前に壁紙を掃除する
壁紙とマスキングテープの間にホコリ、手垢、ヤニ汚れ、油汚れなどがあると、どうしても剥がれやすくなってしまいます。
例えば、マステの接着面を指で何回もペタペタしていると粘着力が下がってそのうちくっつかなくなるかと思います。あれと同じようなことが起こるということですね!
特にベタついていなければホコリを取り除く程度のお掃除で良いので、ささっとホコリを取り除いてから貼るようにしましょう。
もし触ってみてベタついているようであれば、中性洗剤やセスキなどを使って汚れをおとすようにしましょう。この場合は仕上げの水拭きとその後の乾拭きをお忘れなく!
貼り付けるものの重さを考える
ちょっと雑な言い方をすると、マステは「軽いもの」しか貼り付けることができません。剥がすことが前提なので、下に力が加わると自然と剥がれてしまうのです。
ちょっとしたポストカードや写真くらいであれば問題ありませんが、でっかいポスターなんかを貼りつけたりすると、ものの数時間で剥がれ落ちることも良くあります。
わたしはその度にイライラしたのを今でもよく覚えていますヽ(`Д´)ノ≡3
ちょっとサイズが大きめのものを貼りつける場合は、マステで貼り付ける場所を多くするなどの工夫が必要になります。
でもそうすると途端に見栄えがかっこ悪くなるので、個人的にはおすすめできません。
粘着力強めのマスキングテープを使ってみる
マスキングテープの中には普通のマステよりも粘着力が高い製品もあります。どうしてもマステで大物を貼り付けたい場合は、そういった商品を利用するのもアリです!
ただ、強粘着タイプのものには貼り直しができないほど粘着力が強いというすでにマステの領域を超えているのではないかと思う製品もあるので、強粘着タイプを選ぶ時は説明書きをしっかり読んだ上で選ぶようにしましょう。
一応提案はしましたが、剥がす時に壁紙がダメになってしまうリスクを考えると、あまり強くおすすめできるアイデアではないかもしれませんね。
マスキングテープを壁から上手に剥がすためのポイント!
次は壁紙からマスキングテープを上手に剥がすコツについてお伝えしていきましょう!
おすすすめなのは、ドライヤーを使って温めてから剥がす方法になります(´・∀・)ノ゚
大体のテープがそうなんですが、温度を上げてやると粘着部分が柔らかくなって剥がれやすくなったりします。
この性質を利用するために、ドライヤーでマステを温めてから剥がそうという作戦ですね。
マステがある程度温かくなったら、端っこからゆっくり上に引っ張りながら剥がしていきましょう。勢いをつけるとちぎれやすいので、じわじわ攻めるのが正解です。
単純ですが、実際この方法はかなり効果があるんですよ^^
古本とかに貼られた値札シールを剥がす時にも利用されている方法なので、だまされたと思ってやってみてください!
この他にもお酢をキッチンペーパーなどに染み込ませてから剥がしたり、除光液などを使う剥がし方がるのですが、どちらも臭いがキツイのでわたしは選びません。
マスキングテープくらいの粘着力であれば、多少頑固でもドライヤー温め作戦でおそらく何とかなるかと思いますので。
お酢臭い壁紙なんて絶対嫌ですからね。テン下げです(本日3回目)!
まとめ
ということで、壁紙にマステを使う時の注意点などについて解説してきました^^
何度もお伝えした通り、マスキングテープは壁紙に直接貼っても大丈夫です。貼ったままにしておくのが良くないですよということですね。
ただし、直射日光の当たり続ける場所や湿度の高い場所に使う場合は日焼けやカビなどのデメリットが大きいので避けた方が良いと思います。
あと、剥がす時に少しでも剥がれにくいなと感じたら、無理に剥がすのではなくドライヤーで温めてからゆっくり剥がすようにしてくださいね。
とりあえず、半年以上貼りっぱなしにしないようにはしてくださいね!
参考になれば嬉しいです♪