今回は、酸っぱいキムチを美味しくする方法や酸っぱさを利用したアレンジアイデアなどについて解説していきます!
晩ごはんが中華料理の時は、キムチがたべたくなりますよね!
でも中華料理が何日も続くわけじゃないし、日にちが経つと「何だかキムチが酸っぱくて美味しくない…」なんてことありますよね。
そんな時はちょっぴり手を加えてキムチを美味しく変身させちゃいましょう!
加熱調理したり他の食材や調味料と一緒に使うことで、キムチの酸っぱさをお料理のアクセントとして活かせます。
混ぜるだけの「サムジャン」やご飯と一緒に炒める「キムチ炒飯」にしたり、いつもの中華スープにプラスしたり…アレンジの幅は無限大です♪
さらに、記事本文では…
などについてもお伝えしているので、ぜひとも最後まで目を通していってくださいね!
酸っぱいキムチを美味しくする方法!簡単テクニックを紹介!
酸っぱくなってしまったキムチはそのまま食べてもどうしても美味しさが劣ってしまいますよね。
でも、ちょっとした工夫で出来る酸っぱいキムチも美味しくする方法があるんです。どんな方法があるのか詳しくご紹介します!
マヨネーズでクリーミーに
ちょっぴり酸っぱいキムチには「マヨネーズ」を混ぜ合わせてみてください。
マヨネーズのマイルドさが酸っぱさを和らげ、独特の美味しさを引き出します。サラダ感覚で食べられるので、夏場の暑い時期にもピッタリですよ♪
ゴマ油と加熱して風味豊かに
キムチを「ゴマ油」で炒めると、その風味が増してこれまた美味しくなります。
加熱することで酸味が少なくなり、旨味が引き出されるので炒め物や煮込み料理にも使えます!
ヨーグルトでさっぱりと
「え~!」と思われるかもしれませんが、酸っぱいキムチには「ヨーグルト」もよく合うんです。ヨーグルトの乳酸菌が酸味を和らげて、さっぱりとした味わいになります。
サイドメニューとしてもおすすめですね^^
甘みを追加してバランスを取る
「砂糖」や「ハチミツ」を少量加えることで、キムチの酸味と甘みのバランスが整います。
酸っぱいものが苦手でも、甘味をプラスすると格段に食べやすくなりますよ!
さらにアレンジ!新しい料理に挑戦♪
酸っぱいキムチを美味しくする方法は思っている以上にたくさんあります!
「キムチチゲ」や「キムチラーメン」のような手軽にアレンジするレシピもたくさんあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
キムチの酸っぱさが活きる料理も多いですよ♪
その中からお腹がすいちゃう絶品レシピをいくつか次の見出しで紹介しますね(´・∀・)ノ゚
酸っぱいキムチをアレンジして食べるレシピアイデア!
それでは早速、酸っぱいキムチを活用したアレンジレシピについて見ていきましょう!
今回は…
の3つを紹介していきます^^
キムチチゲ(キムチの酸味の効いたスープ)
キムチチゲは酸っぱいキムチの酸味を利用して、スープに独特の風味と深みをプラスした料理です。
豚肉と豆腐が加わることで、栄養バランスも良く食べごたえがあります。寒い日にピッタリのぽかぽか温まる一品ですね!
【材料】
【作り方】
2:鍋に水と昆布を入れ、煮立たせる。
3:昆布が柔らかくなったら取り出し、豚肉とキムチを加えて煮る。
4:豚肉が白くなったら豆腐を加え、さらに5分程煮る。
5:最後にニラを加え、1~2分煮たら出来上がり♪
キムチとチーズの焼きうどん
この料理は酸っぱいキムチとチーズが意外なほどよく合う、変化球的なうどん料理です。
うどんが加わることで、子どもから大人までがっつり楽しめるボリューミーな一品に仕上がります。
チーズが溶け出したとろとろ食感が酸味を和らげてくれるので、酸っぱいのが苦手な人でも美味しく食べられるかと思います♪
【材料】
【作り方】
2:フライパンにごま油を入れて熱し、豚肉とキムチを炒める。
3:豚肉とキムチに火が通ったらうどんを加えて炒め合わせる。
4:最後にチーズを乗せ、フタをしてチーズが溶けるまで蒸らせば完成!
キムチパンケーキ
キムチとパンケーキなんて、交わることのなさそうな2つの食べ物ですが、甘くないおかず系パンケーキとしてぜひ試してみてください♪
キムチの酸味が小麦粉の生地によく染み込み、卵がそれをまとめ上げることで、外はカリッと中はふわっとした食感になります。
さらに、ニラを加えることで、風味と食感が増し、一口食べるごとに楽しさが広がります。
【材料】
【作り方】
2:小麦粉、水、つけ汁、卵を混ぜ合わせ、キムチとニラを加える。
3:フライパンに油を熱し、生地を流し込む。
4:中火で両面をこんがり焼いたら完成!
キムチが酸っぱくなる理由について詳しく解説!
そもそもなぜ時間が経つとキムチは酸っぱくなってしまうのか、不思議に思いませんか?
キムチが酸っぱくなる背景にはいくつかの要因が合わさっています。
まず、キムチは発酵食品であり、キムチを発酵させているのは乳酸菌や酵母といった微生物です。
これらの微生物が糖分を分解し、乳酸を作り出し、キムチにだんだんと酸味がでてくるんですね。
一般に冷蔵庫での保存は発酵を遅らせますが、長期間保管していると低温下であっても発酵が進みさらに酸味が増してしまいます。
さらに、キムチ作りに用いられる調味料やお野菜にも酸味の原因があります。
例えば、酢やレモン汁を加えて作られているキムチの場合はもちろん酸味が増しますよね。
キムチに使われている食材やその量、種類によっても、発酵の速度や酸味の出方が変わることがありますので、酸っぱくなりやすいかどうかはそのキムチによって変わってきます。
このようにキムチが酸っぱくなるのは主に発酵が進むからであり、食品としてダメになっているわけではありません。
もちろん一定のレベルをこえると発酵食品とは言え体に影響があるので、そのあたりは次の見出しで解説していきますね!
傷んだキムチの見分け方!処分する判断基準を確認!
酸っぱいキムチを美味しくする方法をお伝えしてきましたが、腐ってしまっている場合との見分け方について解説していきます。
まず、目に見える明らかなサインとして「カビ」が生えている場合があります。このカビは青や緑、黒、または白いカビだったりします。
カビを発見したら、残念ですが同じ容器に入っているキムチすべて廃棄すべきでしょう。
一見、他の部分にはカビが生えていないようでも、見えないカビの胞子が容器内に飛び散っている可能性があり、これが食中毒につながることもあるからです。
次に、キムチの表面に白い「ネバネバとしたぬめり」が現れることもあります。
このぬめりは乳酸菌の発酵によるもので、基本的には食べても問題ありません。ただし、その度合があまりに強い場合はダメになっている可能性があるので処分対象になります。
そして最後に、「変な臭い」がする場合も注意が必要です。
通常、キムチは酸っぱくて特有のにおいがしますが、それとは明らかに異なるアルコールのような臭いや腐敗したような臭いがする場合は、そのキムチは食べられなくなっている可能性が高いです。
とにかく、いつもと違うと感じたらそのキムチは処分するべきです。
美味しいキムチのはずがお腹を壊してもう見たくもない、なんてことにならないようにこれらのポイントをしっかりチェックしてくださいね!
酸っぱいキムチは下痢になりやすい?安全性について解説!
酸っぱいキムチを食べて健康に害がある、なんてことはほとんどありません。
なぜなら、キムチが酸っぱくなるのは乳酸菌の働きによるもので、腐っているわけではないからです。ただし、その酸っぱさには注意が必要です。
キムチに含まれる辛味成分であるカプサイシンは刺激が強いため、一部の人々にはお腹がゆるくなるような影響が出る可能性があります。
さらに、発酵過程で乳酸菌の数が増えることで、その刺激はさらに強まることがあります。
特に胃腸が弱い方や、ちょっと風邪気味でお腹の調子が優れない場合は、酸っぱいキムチを食べる際には注意が必要です。
そんな時は、酸っぱいキムチをしっかりと加熱したり、食べる量を減らすなどの工夫をするとよいでしょう。
このように、酸っぱいキムチは基本的に腐っていないので安全ですが、それでも個人の体質や体調には注意して、アレンジを加えてみるといいかもしれませんね!
酸っぱいキムチを美味しくする方法についてのまとめ
というわけで、酸っぱいキムチについていろいろと解説してきました!
キムチが酸っぱくなるのは、乳酸菌による発酵が進んでいる証拠です。
酸っぱいキムチを美味しくする方法として、マヨネーズを加えたり、加熱調理をすると良いでしょう。
特に加熱することで、酸味が旨味に変わる場合があります。今回ご紹介したアレンジレシピもぜひ試してみてくださいね!
ただし、キムチが腐ってしまった場合には注意が必要です。
カビが生えたり、変な臭いがするといった症状が見られたら、そのキムチは食べられない状態ですので、処分するようにしましょう。
酸っぱくなったキムチが健康に悪いわけではありませんが、刺激が強いため、お腹の調子が悪い時などは食べる量を控えるか、加熱して食べるようにしましょう。
キムチは多少酸っぱくなっても美味しく、そして安全に食べる方法がいくつもあります。
ぜひ、自分に合った美味しいキムチの楽しみ方を見つけてくださいね♪