今回は、スーパーマーケットでよく見かける牛脂が無料なのはなぜなのか?という疑問に、子供でもわかるように答えていきます^^
スーパーのお肉コーナーで牛脂が無料で手に入るのは、牛脂が本来処分するような部分にあたるからです。捨てるくらいならもったいないのでお客さんにあげようというスーパーの善意のかたまりでもあるのです。
見た目はちょっと人工的に感じるかもしれませんが、無料でも純粋な牛の脂ですのでご安心ください。
本文では、
など、いろんな疑問についてこの記事で解説しています♪
最後まで読んでいってもらえると嬉しいです^^
牛脂が無料でもらえるのはなぜなのか?理由を解説!
スーパーや精肉店でお肉を購入する際に無料で手に入る牛脂は決して悪いものではありません。
繰り返しになりますが、牛脂が無料なのはお肉のカット過程で余ってしまう部分だからです。お店側もこの脂を無料で提供することで、廃棄処理の手間やコストを削減できるわけです。
この仕組みは消費者側にとってもお得な話ですよね^^
料理で使えばフライや煮物にコクと風味が増し、美味しさがアップしますから。
さて、牛脂にはいくつかの種類があります。スーパーでよく見かけるのは「ヘッド」と呼ばれる牛脂で、四角い形に成形されています。熱してもちょっとだけ固形が残ります。
一方で、精肉店でよく見るのは「ケンネ」です。これは腎臓の周りにある脂で、多少価格が高くなる場合もありますが、風味が非常に良いが特徴です。
ただし、無料であるからと言って牛脂だけを持って帰るのはやはりマナー違反。
牛脂をもらう場合は一緒にお肉も購入しましょう。牛脂だけを取ってるとレジに人に怪訝な顔をされることもあるので注意してくださいね…。
ちなみに、インターネットでも牛脂を購入することができます。品質にこだわりたい方や、特定の種類の牛脂を求めている場合には、通販もなかなかおすすめです。
最後に、牛脂は保存方法にも工夫が必要です。冷蔵庫でしっかりと保存し、使う前には室温に戻してから使用すると、より美味しくなりますよ!
牛脂は体に悪いわけじゃないけど食べる量には要注意!
白く四角い形状のスーパーの牛脂は、工業製品のように見えて不安に思う人もいるかもしれませんが、健康に害を与えるようなものではありません。その点は、ご安心ください^^
ただし、摂取量には注意が必要です。理由は、牛脂は主に「飽和脂肪酸」を含んでいるからです。
飽和脂肪酸とは、コレステロール値を高める可能性があり、過剰摂取は心血管疾患のリスクを高めると言われています。
反対に、不飽和脂肪酸(オリーブオイルやサラダ油に多く含まれる)は、健康に良い影響をもたらすことが多いと一般的には言われています。
そして、大切なのが摂取目安量です。
飽和脂肪酸の1日の摂取目安量は、摂取カロリーの約7%とされています。
この数値を基に計算すると、1800kcalの食事であれば、126kcal分の飽和脂肪酸が目安です。スーパーで販売されている牛脂1個は約66kcalですので、計算すると、約1.9個までが1日の適量となります。
端数が出てしまいますが、それはおおよその目安なので、1個から2個程度で考えていただいても大丈夫です。
このように計算を置き換えることで、摂取カロリーに応じた適量が明確になりますね。
以上のことから、牛脂は量を守れば問題ないですが、過剰に摂取すると健康リスクが高まる可能性があります。
そのため、美味しいからといって過度に摂るのは控えましょう!
牛脂の上手な使い方!3つの活用方法を紹介します!
ここからは、牛脂の上手な活用法についてまとめていきますね!わたしのおすすめの使い方は以下の3つになります(●´▽`)
揚げ油に牛脂を混ぜて使う
牛脂の活用方法にはいろいろありますが、特におすすめしたいのが「揚げ油に混ぜて使う」という方法です。これには驚くほど多くのメリットがあります。
まず、牛脂で揚げるとその揚げ物は冷めても衣がべたつきにくく、胃にもたれにくいという特性があります。これは、牛脂が冷めた際に固まりにくく、また消化が良いからです。
しかしながら、普段から揚げ油として牛脂だけを使うのは、やはりコストや手間がかかるため難しいこともあります。
そこでおすすめなのが、通常使用する揚げ油200mlに対して牛脂を2個ほど加えるという簡単な方法です。
この時重要なのが牛脂の融点です。牛脂の融点は約50℃と高めですので、油がある程度温まったところで牛脂を追加し、しっかりと溶かす必要があります。
この活用法のメリットは揚げ物にコクがプラスされる点です。
牛脂は特有のコクと風味があり、これが揚げ物に加わることで、一気に味わいがワンランクアップします。特に牛脂のうま味成分が揚げ物に良く結びつき、その結果として揚げ物全体の美味しさが引き上げられるのです。
ちなみに、牛脂と一緒に使用する揚げ油の種類によっても、その後の風味が少し変わります。
例えば、サラダ油と牛脂を組み合わせると、よりクリスピーな食感に。また、ごま油と組み合わせると、アジア料理のような風味を楽しむことができます。
このように、少量の牛脂を加えるだけで、揚げ物のクオリティが大きく向上するので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか^^
ミンチ肉料理に混ぜて使う
牛脂の活用法にはさまざまなオプションがありますが、特に効果的なのが「ミンチ肉に混ぜ込む」という方法です。
ハンバーグ、ミートボール、つくねなどミンチ肉を使った料理にこのテクニックを取り入れると、その美味しさは格段に向上します。
一般的にミンチ肉は調理するとパサパサとしてしまいがちですが、細かく刻んだ牛脂を加えることでその問題を簡単に解決できます。
牛脂は加熱すると溶けやすく、その過程でミンチ肉にうま味とジューシーさをプラスしてくれるのです。
実際に使う際のポイントとして、牛脂は最初に溶かす必要はありません。これは牛脂が加熱調理中に自然と溶け出すためです。
つまり、料理を作る過程で煩わしい工程は一切不要。細かく刻んだ牛脂をそのままミンチ肉に混ぜ込むだけでOKです。
更に詳しく言えば、牛脂の量も調節が可能です。例えば、特にジューシーなハンバーグを目指す場合は、ミンチ肉300gに対して牛脂を30g程度を混ぜ込むと良いでしょう。
逆に、軽い口当たりのミートボールを作る場合は、牛脂を少なめにすることでそれに対応できます。
このように、牛脂をミンチ肉料理に加えるだけで、多くのメリットが享受できます。調理が簡単でありながら、出来上がりに大きな違いをもたらすこの方法、ぜひ一度お試しください!
炒め料理の風味アップに使う
野菜炒めやチャーハンなどの炒め料理で、一味違った風味を楽しみたいなら、通常のサラダ油を部分的に牛脂に置き換えてみてください。
牛脂の独特のうま味とコクが炒め物に深みをもたらし、シンプルな具材でも豪華な一品に変えてくれます。
炒め物を始める前に、フライパンをしっかり熱してから牛脂を溶かすのがポイントです。
牛脂の融点は比較的高いので、フライパンが十分に熱されていないと、牛脂はうまく溶けずに焦げやすくなります。
具材には、牛脂がしっかり絡んで味が均一になるように、具材を炒め始める前に一度混ぜ合わせることをおすすめします。
そして、味付けにはガーリックや玉ねぎ、香辛料などを加えると、牛脂のコクと相まって更に美味しくなります。特に、ガーリックやチリペッパー、ソースなどでガツンと濃いめの味付けをすると、牛脂の風味が引き立ちます。
もちろん、牛脂の量も調整できます。例えば、通常200mlのサラダ油を使うレシピであれば、そのうちの50mlを牛脂に置き換えてみるのも一つの方法です。
こうすることで、炒め物が重たくなることなく、うま味とコクをプラスすることができます。
炒め物が日常の料理の一部であれば、この方法を試してみる価値は十分にあるでしょう。簡単な手法で、食卓がぐっと豪華に変わるかもしれませんよ!
おまけ!牛脂をそのまま食べるとどうなるの?
インターネットで牛脂について調査すると、「牛脂 そのまま食べる」という検索キーワードが意外と多いようです。
そこで、牛脂をそのまま食べた場合にどのような味がするのか、そしてそれは本当にいいのか、について詳しく解説します。
まず重要なのは、「牛脂はそのまま食べるものではない」という点です。
確かに牛肉自体は刺身やステーキとして生で食べる文化もありますが、牛脂はいわば「純粋な脂」であり、その取り扱いは生の牛肉とは大きく異なります。
牛脂は通常は加熱調理されて使われるものであり、そのまま食べるのは一般的には推奨されていません。見た目がミルクキャラメルのようでも、そのまま口に入れる行為は全くおすすめできません。
牛脂を食べる際には、必ず火を通すようにしましょう。
牛脂は調味料や風味付けのための食材として一般的に使用されています。それをそのまま食べるよりも、料理に使ってその特性を最大限に活かす方が合理的であり、美味しさも増します。
ちなみに、ネット上の口コミでは「甘い」という意見も見られますが、これはあくまで個々の感想ですのであまり鵜呑みにしない方が良いでしょう。
繰り返しになりますが、牛脂を生で食べるのはやめておきましょう^^;
牛脂が無料なのはなぜなのかについてのまとめ
今回は「牛脂ってなぜ無料なの?」や「健康面で心配はないの?」といった疑問に触れてみました。
牛脂が無料で手に入るのは、主に牛肉の加工過程で生じる「余剰部分」だからです。見た目はちょっと人工的に感じるかもしれませんが、これは純粋な牛脂ですのでご安心ください。
食べ過ぎると、体重増加のリスクはあるものの、適量であれば健康へのマイナス影響はほとんどありません。
精肉店やインターネットで取り寄せた牛脂は、スーパーのものとは一味違う風味が楽しめるので、ぜひ一度試してみてください。
まとめると、牛脂を使用する際には必ず加熱し、過剰な摂取を避けるよう心掛けましょうということですね。
牛肉をメニューに取り入れる際には、ぜひ牛脂を上手に活用してみてください♪