この記事では、おでんに入れると美味しい肉についてまとめていきます!
おでんの肉と言えばすじ肉ですが、たまには牛すじ以外も試してみたいと思うこともあるかと思います。
おでんに入れても違和感なくなじんでくれるお肉と言えば、豚肉や鶏肉が一般的ですが、それ以外でもウインナーや餃子、焼売などの加工した肉系食材でも大丈夫です。
手作りのロールキャベツなんかも味がよくしみるのでおすすめの具材です♪
記事後半では…
などについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
おでんに入れると美味しい肉を牛すじ以外で探しておまとめ!
それでは早速、おでんに入れると美味しい肉や加工品を紹介していきますね!
お肉系
牛カレー肉
おでんに一口サイズの牛肉を加えると、普段のおでんがぐっと華やかになりますね。
カレーやシチュー用の牛肉を使う場合は、ひと手間加えて肉の表面を軽く焼くことで、お肉の旨味を閉じ込めておけます^^
牛すじと一番近いので、牛すじが手に入らなかった時におすすめです!
牛タン
変わったところで、牛タンもおでんに使えたりします。
おでんのだしの中で煮込むことによって、牛タン特有のしっかりとした食感と味わいがおでんと絶妙にマッチします。
牛モツ
牛モツをおでんに入れると、出汁にコクと旨味がプラスされます。
モツのプリプリとした食感と特有の風味がおでんのシンプルな味わいに変化をつけてくれますよ!
下処理をしっかりと行って臭みを抜き、じっくり煮こんでだしとなじませるのがポイントです。
豚バラブロック
豚バラブロックは食べ応えがあるので、おでんの具としても人気のお肉です。肉から出る脂がスープに溶け込んで、より一層濃厚な味わいになりますよ!
ただし、そのまま入れてしまうとおでんが脂まみれになってしまうので、必ず下茹でしてから使うようにしましょう。
もちろん豚の角煮にしてから入れてもOKです。あまり濃い味付けにするとおでんの味が変わってしまうので、少し薄めに味付けして入れる量を調節すると良いですね。
豚バラスライス
薄切りの豚バラ肉は豚バラブロックのように下茹での必要がないので、手軽に使えるところが良いですね!
手羽先・手羽元
手羽先や手羽元をおでんに加えると、出汁に鶏肉の旨味が溶け出し、コク深い味わいになります。
下茹でしてから加えることで余分な脂やアクが取れ、より透明感のある味に仕上がります!
調理済み具材系
鶏つくね
鶏ミンチを使った鶏つくねはおでんの定番具材の一つです。
手作りや市販の冷凍鶏団子を使用し、串に3~4個刺して加えると見た目にも楽しく、食べ応えも十分です♪
ロールキャベツ
ロールキャベツは、合い挽き肉と野菜の組み合わせがおでんの出汁によく合います。
手間をかけたくない場合は、市販の冷凍ロールキャベツを使用するのも良いでしょう。冷凍食品でもじっくり煮込むことで味が中まで染み込んでいきますよ!
アスパラベーコン
アスパラベーコンはおでんの具材としては珍しいですが、見た目にも華やかで食べる人を楽しませてくれます。
ベーコン塩味と柔らかくて甘いアスパラ、そこにおでんの出汁が加わることで新しい味に変化します♪
味的にも見た目的にも「洋風おでん」っぽくなるので、個人的におすすめの具材ですね。
餃子
餃子もおでんの具材として意外性がありますが、スープ餃子っぽくなるのでなかなか面白いと思います。
ただし、煮込み過ぎると皮が溶けて中身がバラバラになってしまうので、あまり煮込み過ぎないようにしましょう!
焼売
餃子がいけるなら当然焼売もOKでしょう!
焼売は餃子に比べるとあっさりした味付けなので、おでんとの相性も抜群です。
焼売も煮込み過ぎるとグズグズになってしまう場合があるので、煮込み過ぎはNGです!
加工品系
ウインナー
とにかく手軽に使えるのがウインナー。
特に皮付きの粗挽きウィンナーを使用すると、パリッとした食感とジューシーさが楽しめます♪
ウインナーを具材として採用する場合は、シャウエッセンレベルのものを使うのがおすすめです。
値段の安いウインナーを入れてしまうと、おでん全体が安っぽい味になってしまうので注意が必要です。
厚切りベーコン
厚切りベーコンは一口サイズに切り、串に刺して煮込むと良いでしょう。ベーコンの燻製の風味が出汁に溶け出し、独特の旨味をおでんに加えてくれます。
スパムミート
スパムミートは塩分と独特の味わいが特徴です。おでんに入れることで、ウィンナーやベーコンと同様に、さらに深みのある味わいを楽しめます。
おでんに肉を入れる時のタイミングは?基本的には最初から!
おでんに肉を入れるタイミングについては、基本的に一番最初から入れると覚えておけばOKです。
牛すじもそうなんですが、おでんは味がなかなか染み込みにくい食材から順番に入れていくのがセオリーです。
そうすることで、その食材は次第に柔らかくなり、味がしみしみのおでんへと進化していくわけです。
なので、牛肉・豚肉・鶏肉いずれを入れるにしても最初から入れてしまってOKです。
ただし、この最初にという順番には条件があって、事前に下茹でした後の肉というのが前提となります!
特に豚バラ肉を入れる場合は要注意で、下茹でなしの豚バラを最初からお鍋に入れてしまうとせっかくのおでんが脂でドロドロになってしまいます。
なので、肉類をおでんの具材として使う場合は、事前に下茹でしたものを使うようにしましょう。
そして、次にウインナーや餃子、焼売などの加工された食品を入れる場合について。
この場合はすでに調理済みなのそれほど長く煮込む必要はありません。なので、練り物と同じ様なタイミングでおでんに入れるようにしましょう。
すでにお伝えしましたが、餃子については長く煮込み過ぎると溶けてしまうので、あまり長く煮込まないようにしてください。
少し煮込んだ後は火を消して、予熱でもって味を染み込ませるのが一番確実です!
あと、ロールキャベツについてはあまり知らなかったのですが、手作りの場合は最初から入れてしまっても大丈夫そうです。崩れないようにしっかり巻いておきましょう。
冷凍食品の場合はそれほど煮込む必要もないので、練り物と同じようなタイミングで良いかと思います^^
味がしみしみの最強おでんを作るコツを簡単に解説します!
味が具材の芯まで入ってるような最強のおでんを作るには、絶対に守っていただきたいふたつのポイントが存在します。
それは…
の2点となります!
まずおでんに限らず煮込み料理は基本的にブクブク沸騰させ続けてはいけません。
もし沸騰させ続けてしまうと具材が煮崩れしてせっかくの出汁が濁ってしまいます。そして味も透明感のない微妙な仕上がりになってしまうのです。
なので、おでんはお鍋に出汁と具材を入れ一度は沸騰させますが、沸騰したらすぐに火を弱めるようにしてください。
それから、弱火で時間をかけてゆっくりと煮込むようにしましょう!
次に、ある程度煮込んだら一度冷ますという件ですが、これは具材に味を染み込ませるための秘訣です。
煮物の味は煮込む時に入るものだと思いがちですが、実は温度が下がっていく時の方が味が染み込んでいくものだったりします。
おでんを弱火で40~50分くらい煮込んだら、そこで一旦火を止めて冷めるまで放置しましょう。
数時間も置いておけば、かなり味のしゅんだおでんに育っているはずです。
そして、それを食べる前に温めてあげれば、最強しみしみおでんの完成です!
これはおでんに限らず、カレーなどの煮込み料理にも応用できるテクニックなので、ぜひ取り入れてみてくださいね♪
おでんに入れると美味しい肉についてのまとめ
おでんに入れる肉は牛すじ以外でも全然問題ありません!
このようにわりと何でも使えるので、あまり考えずにお家にある食材で代用してみるのも面白いと思います。
ただ、肉そのものを使う場合は、下茹でして余分な脂やアクを取り除いてから出汁に入れるという点だけは覚えておいてくださいね。
これを飛ばしてしまうと、せっかくのおでんの味が濁ってしまいますので!
あとは、おなべを沸騰させないこと。
これくらい意識していれば、すじ肉以外を使ってもきっと美味しいおでんい仕上がりますよ♪