今回は、フレンチトーストを一晩中つけておくのは危険なのか？という疑問についてお伝えしていきます！
美味しいフレンチトーストの条件はパンの中まで卵液が染み込んでいること。であれば、前日から仕込んで完全にしみしみのフレンチトーストを作りたいと考える人も多いことでしょう。
そこで気になるのが、衛生面。一晩中ずーっとつけていても大丈夫なのでしょうか？
結論からお伝えすると、清潔な調理器具を使い、作った後すぐ冷蔵庫に入れておけば問題ありません。前日に作ったからといって食中毒になるようなことはほぼないでしょう。
本文では、まずこのあたりについてさらに詳しく解説しながら、
- フレンチトーストを前日に仕込む場合の注意点
- フレンチトーストを冷凍してしまうテクニック
などについてもまとめているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね！
朝、めっちゃ楽になりますよ(●´艸｀)
フレンチトーストを一晩中つけておくのは危険なのかについて
冒頭でもお伝えした通り、フレンチトーストを前日に仕込んでおくことに大きな危険性はありません。
ただし、悪い条件が揃ってしまうと一晩の間に傷んでしまう可能性もゼロではありませんので、以下の点に注意しながら作ることが大切です！
常温保存はダメ！冷蔵での保存を徹底する
パンを卵と牛乳の液体に浸したものは、必ず冷蔵庫で保存してください。
常温での保存は、特に夏場は絶対に避けるべきです。温度が高いと食品が傷む速度が速くなり、細菌が増殖しやすくなります。
清潔な容器を使って密閉保存する
使用する容器は、清潔なものを選び、しっかりと密閉できるタイプのものを使用してください。
これにより、空気との接触を最小限に抑え、空気中に漂っている細菌の侵入を防ぎます。
清潔な調理器具を使う
フレンチトーストを作る際に使用するボウルや泡だて器、保存容器などの調理器具は、使用前にしっかりと洗浄してください。
清潔な調理器具を使うことで、調理器具から食材への細菌の付着を防ぐことができます！
新鮮な材料使う
フレンチトーストに使う牛乳や卵はできるだけ新鮮なものを使うようにしましょう。
賞味期限ギリギリとかのものを使ってしまうと、朝になった時にはダメになっていた…なんてことも考えられますので。
６時間以上は保存しない
前日と言っても前日の夕方くらいに仕込んで翌日の朝に食べるのはちょっと危険かもしれません。
この場合、保存時間が12時間くらいになってしまうので、場合によっては傷んでしまうこともあるかと思います。
前日に仕込むのであれば、寝る前に仕込むくらいが妥当です。保存する時間は長くても6時間くらいにとどめておく方が安全性は高まります！
フレンチトーストを前日に仕込む場合には、最低でもこのくらいのことは理解しておきたいところです！
特に気温の高い季節は食材が傷みやすいので、作ったらすぐに冷蔵庫に入れておくようにしましょう！
前日に仕込んだフレンチトーストを朝食べる時の注意点について
ここからは、前日に仕込んだフレンチトーストを翌日に食べる時に気をつけたいポイントについてまとめておきますね。
前日も大事ですが、翌日の扱いも非常に重要です！
翌日に気をつけるるべきポイント
中心までしっかり加熱する
卵液がしっかり染み込んだフレンチトーストは、表面だけでなく中までしっかりと火を通すことが大切です。
パンの両面をそれぞれ5分程度しっかりと蒸し焼きにすることで、パンの中心部までしっかり加熱することができますよ♪
必ず朝に調理する
前日に仕込むフレンチトーストは朝食用に限定し、長時間の保存は避けてください。保存時間が長くなればなるほど品質は劣化していくことになります。
これは先程お伝えした保存時間を長くしないためのポイントと同じなので、前日に仕込んだフレンチトーストは必ず朝一で調理して食べきるようにしましょう！
フレンチトーストに使うパンについて
フレンチトーストの起源は、古くなって硬くなったパンを美味しく活用するためにあります。
例えばバゲットなど硬いパンは一晩浸すことでより美味しく仕上がりますが、食パンのように柔らかいパンであれば、一晩漬け込まずとも朝に仕込むだけで十分に美味しくできます。
もし一晩置くことに不安がある場合は、卵液がしみやすい柔らかいパンを選ぶのがおすすめです。
柔らかいパンなら卵液が吸収されやすいので、短時間で同じように美味しいフレンチトーストが完成します♪
フレンチトーストの作り方！忙しい朝でも余裕で作れるレシピを紹介！
ここからは、前日にフレンチトーストを準備しておく時の作り方について解説しておきますね。
この作り方なら、朝起きてすぐに美味しいフレンチトーストを楽しむことができますよ♪
材料
作り方
手順1：材料を混ぜる
まずは、新鮮な卵と牛乳、砂糖を深めの清潔なボウルに入れてよく混ぜます。この時、バニラエッセンスを加えると香りが良くなります。
シナモンがお好きな方は、ここでシナモンパウダーも加えてみてくださいね。
手順1：パンをひたす
食パンは6枚切りがおすすめですが、家にあるパンで大丈夫です。パンが厚めの場合は包丁で半分くらいまで切れ目を入れておくとしみやすくなります。
パンを卵液にしっかりと浸して、吸い込むまで少し時間を置きましょう。
手順1：パンを冷蔵庫で休ませる
パンが卵液をしっかり吸ったら、ひたしたパンを耐熱皿や大きな容器に並べ、残った卵液を上からかけます。この状態でラップをして冷蔵庫に一晩置きます。これで味がしっかり染み込みます。
手順1：しっかり 焼く
翌朝、フライパンにバターを溶かして中火で焼いていきます。パンの表面がキツネ色になるまで両面を焼き、中まで熱が通るようにしてください。
フライパンにふたをして蒸し焼きにすると中までしっかり熱を通すことができます。バターが焦げやすいので、火加減に注意してくださいね！
手順5：盛り付け
焼きあがったフレンチトーストをお皿に盛り、お好みでメープルシロップやフルーツ、ナッツをトッピングしてください。お好みで生クリームやアイスクリームを添えるのもおすすめです＾＾
フレンチトーストの裏技！卵液にひたして冷凍するテクニック！
フレンチトーストは簡単に作れるおいしい朝食ですが、忙しい朝にはなかなか時間が取れないもの。そこでおすすめなのが、卵液に浸したフレンチトーストを冷凍保存する方法です。
前日に仕込むのもおすすめですが、冷凍して作り置きしておくのもすごく便利ですよ！
冷凍保存のメリット
通常、一晩浸したフレンチトーストは翌日の朝には食べきる必要がありますが、冷凍すれば2週間程度は保存が可能です。冷凍することで細菌の繁殖が抑制されるのでより長く保存できます。
また、冷凍により味がより深く染み込むので、解凍後も美味しいフレンチトーストを楽しめます♪
冷凍保存する時のポイント
焼く前の保存について
フレンチトーストと卵液をフリーザーバッグに入れ、空気を抜いてしっかり閉めます。保存はフレンチトーストが重ならないようにし、保存容器にフリーザーバッグごと入れると良いでしょう。
焼いた後の保存について
フレンチトーストを完全に冷ましてから冷凍することが大切です。温かいままだと冷凍庫内の温度が下がり、細菌が繁殖しやすくなります。
冷めたフレンチトーストを一つずつラップで包み、重ならないようにフリーザーバッグに入れて保存します。液漏れやにおい移りを防ぐために、フリーザーバッグを二重にして保存するのがおすすめです。
冷凍フレンチトーストの食べ方
冷凍したフレンチトーストは調理する直前に電子レンジで温める方法と、前日の夜に冷蔵庫に移して自然に解凍させる方法があります。
どちらでも問題ありませんが、わたしは均一に解凍したい派なので「前日の夜に冷蔵庫に移す解凍方法」をおすすめします＾＾
一度解凍した食品は、フレンチトーストに限らず傷みやすくなっているので、解凍後はできるだけ早く食べきるようにしてくださいね！
フレンチトーストを一晩つけておくのは危険なのかについてのまとめ
朝の忙しい時間を少しでもゆっくり過ごしたい方には、前日からフレンチトーストを仕込む方法がぴったりです。
前夜にパンを卵液に浸しておくだけで、翌朝は焼くだけ。シンプルながら食材の味がしっかり染み込んで、ふんわりとした食感と豊かな味わいが楽しめます♪
フレンチトーストを前日に仕込んでおく時は、以下のような点に気をつけましょう！
これらの条件をちゃんとクリアしていれば、フレンチトーストを一晩つけておくことに危険性はほぼありません。
フレンチトーストはお好みのトッピングを加えることで、さらに朝食が楽しくなります。忙しい朝も手軽で美味しいフレンチトーストで素敵な一日のスタートを切ってくださいね！
