今回は、床の色移りの落とし方や予防法について、子供でもわかるように解説していきます^^
家の中で気になるのが、フローリングに突如として現れる色移り。特に賃貸住宅に住んでいると、一瞬ヒヤッと焦ってしまいますよね。
大物の家具や家電製品はもちろん、小さなお子さんがいるご家庭では、キッズ用のスツールについている防滑ゴムなども意外と色移りすることがあります。
でも、そんなに心配する必要はありません。
と言うのも、軽度の色移りであれば床を傷めることなく自分できれいにすることができるからです。事前に正しい落とし方を覚えておけば、焦ることなくササッと対応できますよ!
床の色移りの落とし方のポイントは、力を入れ過ぎて床を傷めないよう慎重に作業を進めること。
そして、万が一色がフローリングの内部にまで色が染み込んでしまった場合は、無理をせず専門の業者に相談した方が安心です。
記事後半では、色移りを未然に防ぐ方法などについてもお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
床の色移りの落とし方を3つ紹介!手軽にできる方法から試して!
ここからは、床の色移りの落とし方について具体的に3つの方法をお伝えしていきます!
床に限らず、色移りを落とす大切なポイントは「早急に対処する」ということ。時間が経てば落とせるはずだった色移りも落とせなくなってしまうかもしれません。
今回は大きなコストもかからない簡単な方法ばかりですので、ぜひ試してみてください^^
消しゴムを使って色移りを落とす
使うものは普通の「消しゴム」だけでOKです!
落とし方も至ってシンプルで、色移りのあるフローリングの部分を優しく擦るだけ。床を傷つける心配もほとんどなく、安心して試せる方法です。
注意点としては優しく擦ること。あまり力を入れ過ぎないように注意してください。強く擦りすぎると、フローリングに傷がつく可能性もゼロではありませんから。
また、色移りが広い範囲にわたっている場合にこの方法を実践するのはちょっと大変かもしれません。時間もかかるし、体力も使いますからね。
床の色移りの範囲が小さくて、早めに気づいた場合におすすめです。
誰でも失敗なくできる方法なので、とりあえず消しゴムから試してみてはいかがでしょうか^^
洗剤を使って色移りを落とす
消しゴムで色移りが取れなかったときには、次におすすめするのは「中性洗剤」です。
特に、家庭でよく使われる食器用の洗剤や「ウタマロシリーズ」などの住居用洗剤もおすすめですね!
まずは…
を準備してください!
準備が出来たら、まず中性洗剤をぬるま湯で希釈(薄め)します。そして、雑巾や柔らかい布を洗剤液につけてからしっかりと絞ります。
絞った布で、床の色移り部分を優しく擦りましょう。色移りの落とし残りがないか目視でチェックして、ちゃんと色が落ちていれば乾いた布で拭き取れば作業完了です。
ウタマロのような住居用洗剤がなくても、普通の中性洗剤でも色移りが軽い段階であれば十分に効果が期待できます。
注意点としては、メラミンスポンジを使わないことです。
汚れが簡単に落とせるメラミンスポンジを使いたくなりますが、フローリングに使ってしまうと細かいキズが入ってしまう危険性があるのでおすすめできません。
酸素系漂白剤で色移りを落とす
中性洗剤を使った落とし方がうまくいかなかった場合は、「漂白剤」の出番です。
かと言って塩素系漂白剤ではダメージが大きすぎるので、安全性が高いとされる酸素系漂白剤を使うようにしましょう。
よく知られている商品としては、液体の「ワイドハイター」や粉末の「オキシクリーン」などがありますね!
用意するものは…
になります(´・∀・)ノ゚
この方法の手順は工程ごとに分解して解説しますね1
手順②:ゴム手袋をつけて雑巾や布を漂白剤液につける
手順③:しっかり絞ってから色移りしている場所を優しく擦る
手順④:擦り終わったら乾いた布で水分を拭き取る
手順⑤:色移りの状態をチェックして落ちていれば作業完了!
この方法を試してみて、色移りが薄くなっていけば効果がある証拠です。すぐ落ちなくても諦めずに何度か繰り返すことでしだいに色移りが落ちていく可能性があります。。
色移りの状態が深刻な場合は、キッチンペーパーに漂白剤液を染み込ませて色移り箇所に貼りましょう。
乾燥を防ぐために色移り部分をラップで覆い、数時間放置してから雑巾で擦るとさらにきれいになるかと思います。
何度もお伝えしていますが、この方法でも床をこする時はあまり力を入れすぎなようにご注意くださいね!
フローリングの色移りを予防するためにできることは?
フローリングの色移りの落とし方がわかったところで、今後同じようなことが起こらないように予防をも合わせて覚えておきましょう!
と言っても意識するポイントはふたつしかありませんので、気負いする必要はないですよ♪
家具は時々動かして掃除する
床に色移りする理由のひとつは、物を長く同じ場所に置きっぱなしにしていること。特に大きな家具や家電製品は動かすのが大変なので、ついそのままになりがちですよね。
でも、小さなアイテムや軽い家具なら、たまに位置を変えてあげるだけでもフローリングを色移りから守ることができます。
それに、場所を変えるということはその下の掃除もできるわけですから、万が一色が移っていた場合もそれだけ早く気付くことができるわけですね。
早く対処すればその後の修復も楽になるので、部屋に置いてある物は定期的に移動してお掃除するようにしてみてはいかがでしょうか。
もし時間がない場合は、物をちょっとずつ移動させるだけでもフローリングが長持ちします。このような習慣をつけておけば、大きな色移りトラブルを未然に防げるかもしれませんね。
あと、もし家具の下などに滑り止めのマットやクッションを使う場合は、透明なものを選ぶと色移りのリスクが低くなります。当たり前のようですが、意外と盲点になっているポイントです。
気になったらちょっと動かしてみる、その一手間がフローリングを長持ちさせる秘訣ですよ!
床の上に敷物をしいておく
基本的なことですが、床と家具の間に何かを敷くという予防策は非常に重要です。
大型の家具や家電の脚には滑り止めのゴムがついていることが多いですよね。このゴムが時間と共に劣化してフローリングに色をつけてしまう可能性があるんです。
また、小さな子供がいるご家庭では防音や安全対策でジョイントマットを敷くことも一般的です。
しかし、このジョイントマットもまた長時間そのままにしておくと色移りの原因となる場合があります。
これらの色移りを予防するためには、家具や家電、ジョイントマットとフローリングの間に色移り防止用のシートを敷いておくのがおすすめです。
インターネットで手軽に購入できるので、気になる人はぜひ試してみてくださいね!
床の色移りの落とし方についてのまとめ
というわけで、床についてしまった色移りの対処法について解説してきました!
普段に生活している中で、床に色移りを発見した場合は出来るだけ早く対処するようにしましょう。
とりあえず、
という3つの方法を上から順番に試してみてくださいね!
経度の色移りであれば、どこかの段階でキレイに落とせるかと思います♪
これらを試してもダメだった場合はフローリングの中まで色が入っているかもしれないので、自分で無理に落とそうとせず専門家に相談してみましょう。
また、時々家具を動かしたり、床の上に何か敷いておくだけでも色移りを防ぐことができます。
対処法を予防を知っておけば、床に色移りを発見しても焦らずに対処できますね^^