今回は、大きいきゅうりがまずいと言われているのはどうしてなのか?という疑問についてお伝えします!
店頭ではあまり見かけませんが、家庭菜園などできゅうりを育てていると、収穫が遅れてかなり大きく育ってしまうことがあります。
調べてみたところ、こうした大きいきゅうりがまずいと言われるのには、
のような理由があるようです(´・∀・)ノ゚
ただ、大きいきゅうりは味は落ちますが、食べられないレベルではないのでご安心ください。
記事本文では、まずこのあたりについてさらに詳しく解説し、後半では大きいきゅうりを美味しく食べるレシピアイデアについてもまとめてみました。
大きいきゅうりを食べてみようかと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
大きいきゅうりがまずいと言われている理由について解説!
それでは早速、大きいきゅうりがまずいとされる理由について、さらに詳しく見ていきましょう!
皮が分厚くなって食感が悪い
きゅうりが成長するにつれて、皮は自然と厚くなります。
この分厚い皮は、きゅうり自体の保護を強化する役割を果たしているのですが、食感にはあまり良い影響を与えません。
特に大きく成長しすぎたきゅうりは、皮が硬くて食べにくくなることがあります。皮が厚いとシャキシャキとした食感が損なわれ、食べる際にも噛み切りにくいことがありますよね。
種が大きくなって存在感を感じる
きゅうりが大きくなると、その中の種もまた大きく成長します。
種が大きくなると食べた時の口当たりに影響を与え、不快感を覚える人も少なくありません。特に種部分は水分が多く味が薄いため、食感だけでなく味のバランスを損なう原因にもなります。
種が大きいときゅうり本来の味わいよりも、水っぽさが際立ってしまうんですね。
全体的に味が薄くなっている
大きく育ったきゅうりは、全体的に味が薄く感じられることがあります。
これは、きゅうりが大きくなるほど中の水分が増え、それによって味が薄まるからです。また、大きなきゅうりは成長期間が長いため、その間に栄養が分散しやすく結果的に個々のきゅうりの味が弱まることがあります。
新鮮なうちに収穫される小ぶりなきゅうりの方が、味が濃厚で風味豊かなのはそのためです。
青臭さを感じる場合がある
きゅうりの特有の青臭さはきゅうりの若い時期に特に感じられますが、大きく成長したきゅうりにも感じることがあります。
ちなみに、きゅうりの青臭さは、きゅうりに含まれる「ピラジン」という成分が関係しているとされていますが、育ち過ぎるとこのピラジンが増えてしまうのかについてはよくわかりませんでした。
ただ、実際に食べて人のコメントでは青臭さを感じるという意見を目にしたので、ひょっとしたら皮が厚くなると青臭さもアップするのかもしれませんね。
大きいきゅうりを少しでも美味しく食べる方法を紹介!
ここからは、大きいきゅうりを美味しく食べるためのレシピアイデアについてまとめておきます。
どれも簡単に作れるレシピなので、大きいきゅうりをどう食べようかで迷った時には、ぜひ試してみてくださいね^^
大きいきゅうりのピクルス
きゅうりを縦半分に切って種を取り除いた後、1cm厚のスライスにします。
酢、水、砂糖、塩を混ぜた液を作り、これを冷ました後にスライスしたきゅうりとガラス瓶に入れて冷蔵庫で一日以上保存します。これで簡単なピクルスの完成です! (楽天レシピ)
大きいきゅうりで作るお漬物
きゅうりは800gを用意し、ショウガを20g程度加えます。
醤油、砂糖、みりん、酢を適量混ぜ合わせてきゅうりと一緒に漬け込みます。これでさっぱりとした風味のお漬物が楽しめます。
大きいきゅうりの炒め物
きゅうりを1cm厚のスライスにし、にんにくと生姜のみじん切りを炒めた後、豚肉を加えて炒めます。
きゅうりも加えてしんなりするまで炒め、砂糖、酒、醤油で味付けして完成です。この炒め物は、エビや鶏肉、他の野菜とも相性が良いのでアレンジ自在です。
大きいきゅうりのガーリックバター炒め
きゅうりを輪切りにし、バターでニンニクを炒めた香りの良いオイルでさっと炒めます。
仕上げに塩コショウで味を調えるだけで、簡単に風味豊かな一品になります。これは、ビールのおつまみにもピッタリです!
大きいきゅうりのヨーグルトサラダ
スライスしたきゅうりと、刻んだミントをヨーグルトで和えます。
レモンの絞り汁と少しのオリーブオイルを加えて、爽やかな味わいのサラダに。暑い日にぴったりの一品です。
大きいきゅうりの冷製スープ
きゅうりをミキサーで細かくし、冷たいヨーグルトや牛乳、少量のチキンブイヨンと混ぜ合わせます。ニンニクやディルの風味を加えて、暑い季節に涼しげな前菜やとして楽しむことができますよ♪
美味しいきゅうりの選び方!購入時のチェックポイントについて!
大きいきゅうりとは直接関係ない話なんですが、せっかくなので美味しいきゅうりの選び方について補足しておきます!
こららのポイントをしっていれば、店頭にたくさん並んでいるきゅうりの中から美味しいきゅうりだけを選び出すことができるようになりますよ♪
太さが均一なきゅうり
きゅうりを選ぶ際には、太さが均一であることが大切です。端から端まで同じくらいの太さのきゅうりは成長が均等である証拠なので、バランスの良い美味しさが期待できます。
トゲトゲがしっかりと尖っている
きゅうりに見られるトゲトゲ(イボ)がしっかりと尖っているものは新鮮である証です。
鮮度が落ちると水分量が減ってトゲトゲが丸くなってくるので、触ってみてゴツゴツした印象を受けるきゅうりを選びましょう。
へたの切り口が新鮮
ヘタの切り口がみずみずしく新鮮な状態を保っているきゅうりを選ぶことも大切です。乾燥してしまっているものは鮮度が落ちている可能性が高いので避けるべきでしょう。
また、ヘタと反対側の先端がしっかりと瑞々しい状態のきゅうりも、内部の水分が保たれているサイン。端がしおれているものは、鮮度が落ち始めている可能性があるので注意が必要です!
濃い緑色をしている
新鮮なきゅうりは濃い緑色をしており、色ムラが少ないのが特徴です。黄色がかっているものや色あせているものは避けた方が無難です。
表面にツヤとハリがある
きゅうりは新鮮なほど表面にツヤがあり、ハリが感じられます。購入時には触った時にしっかりとした弾力があるかを確かめると良いでしょう。
手に持った時の重み
新鮮なきゅうりは水分をたっぷり含んでいるため重みがあります。手に取って軽すぎないかチェックすることも重要なポイントです。
これらのポイントを押さえて、美味しいきゅうりを選んでみてくださいね!
大きいきゅうりがまずい理由についてのまとめ
育ち過ぎてしまった大きいきゅうりがまずいのは、
などの傾向が強くなってしまうからです。
ただ、大きいきゅうりが食べられないレベルでまずいかと言うとそんなことはないので、この記事で紹介したレシピを使って美味しく調理してみてはいかがでしょうか^^
ポジティブに捉えると、大きいきゅうりは食べられる部分が多いということなので、コスパが良いとも考えられます。
大きいきゅうりを美味しく食べられれば儲けものなので、ぜひ試してみてくださいね!