さつまいもを食べる時、ほっこりとした食感を期待しているのに、予想外にシャキシャキとしてしまうことがあると思います。
こんな食感を経験したら、「これって食べれるの？」と感じる人も多いかもしれませんね。でも、心配無用です。こういったさつまいもは再加熱すれば美味しく食べれるんですよ＾＾
原因としては、加熱が不十分でさつまいもの内部まで熱が行き渡らなかったというものが考えられます。
ということで、この記事ではさつまいもがシャキシャキする原因についてさらに詳しくお伝えしていきます！
また、乾燥してパサパサになってしまったさつまいもを美味しく復活させるコツについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください＾＾
さつまいもがシャキシャキする理由について
それでは、さつまいもがシャキシャキしてしまう原因について詳しく見ていきましょう！
加熱方法がポイント
さつまいもがシャキシャキとした食感になるのは、加熱方法にちょっとしたコツが必要だからなんです。
そのコツとは、さつまいもにゆっくりと時間をかけて火を通すことです。
特に、電子レンジを使ってサッと加熱する場合、熱がまんべんなく行き渡らず一部がシャキシャキのまま残ることがあります。
また、フライや揚げ物のように高温で短時間加熱する方法では、外はカリッとしていても、中はまだ硬く、シャキシャキした食感が残りがちです。
熱がさつまいもの奥深くまでしっかりと届かないと、美味しいホクホク感にはなりにくいのです(´･∀･)ﾉﾟ
品質や品種の影響も
加熱しても「シャキシャキ」を通り越して「筋っぽい」感じがする場合、それはさつまいも自体の品質に問題があるかもしれません。
品質の悪いさつまいもを使っても、あのホックリした食感は期待できません。
ちなみに、さつまいもにはさまざまな品種があり、中にはもともと硬いものもありますが、品種に関わらずじっくり時間をかけて加熱すれば、ほとんどのさつまいもはホクホクの食感に変わります。
加熱方法を少し変えるだけで、味わいも大きく変わるのがさつまいもの面白いところですね！
シャキシャキさつまいもの対処法はじっくり加熱する
先ほどお伝えした通り、さつまいもが予想外にシャキシャキしてしまった時、その対処法は「ゆっくりじっくり加熱する」ことです。
この方法で、さつまいものホクホクとした食感を引き出すことができますよ！
調理器具ごとにもう少し詳しく解説していきますね＾＾
オーブンやトースターを使う対処法
さつまいもの再加熱には、まずオーブンを使って加熱する方法が挙げられます。
この場合、160～170度に予熱したオーブンで、アルミホイルに包んださつまいもを約15～20分加熱しましょう。
ここでのポイントは、温度を少し低めに設定してゆっくりと加熱することにあります。これにより、さつまいもを内部から均等に加熱し、最適な食感を引き出せます。
また、さつまいもの量が少ない場合には、トースターを使うのが便利です。
アルミホイルに包んださつまいもをトースターに入れ、中火で10～15分程度加熱するだけです。
トースターを使用する際には、熱源との距離が近いため、焦げを防ぐために必ずアルミホイルで包む点に気を付けてくださいね！
電子レンジを使う対処法
時間がないときには、電子レンジを使う方法もあります。
耐熱容器にさつまいもを入れ、ラップをして約2～3分加熱するだけなので非常にお手軽な方法ですね！
ただし、さつまいものサイズに応じて加熱時間を調整する必要があるので、加熱時間には注意が必要です。
長すぎる加熱はさつまいもをパサパサにしてしまう原因となるので、様子を見ながら加熱することをおすすめします！
蒸し器を使う対処法
さらに、蒸し器を使用してさつまいもを加熱する方法もあります。
これは、さつまいもを内側からふんわりと柔らかくするのに最適な方法と言えます。
やり方は簡単で蒸し器にさつまいもを入れて、約10～15分程度加熱すればホクホクのさつまいもに仕上がりますよ！
この際、さつまいもが過度に熱くなりすぎないように注意し、中心部分までしっかりと熱を通すことがポイントです。
もし、さつまいもの表面が乾燥している場合は、再加熱する前に少量の水を振りかけることで、しっとり感を保つことができます。
このように、ゆっくりと時間をかけて加熱することで、さつまいも本来の甘みと柔らかさを最大限に引き出すことができます。
さつまいものシャキシャキ感に少しでも戸惑ったら、ぜひこれらの方法を試してみてくださいね♪
さつまいもがシャキシャキする場合の美味しい食べ方を紹介！
ここまでお伝えした方法を試してみても、どうしてもさつまいにシャキシャキ感が残ってしまうこともあるかもしれません。
そんな時は、そのシャキシャキ食感を活かせる料理に使ってみてはいかがでしょうか？
わたしのおすすめは、さつまいもを使ったマリネサラダです(σ^▽^)σ
さつまいものマリネサラダは、さつまいものシャキシャキ食感を活かしつつ、マリネ液の酸味とオリーブオイルのコクが加わり、さつまいもの甘みを引き立てるレシピです。
また、ミックスナッツの食感とパセリの香りがアクセントになりより一層美味しく楽しめますよ(●´艸｀)
2人分の材料
作り方
ボウルにオリーブオイル、酢、塩、黒こしょうを入れてよく混ぜ合わせます。
手順2：さつまいもをマリネする
マリネ液にさつまいもを加えてよく絡めましょう。
手順3：冷蔵庫で冷やす
マリネしたさつまいもを冷蔵庫で1時間ほど冷やします。この間にさらに味がなじんで美味しくなりますよ♪
手順4：トッピングして完成
冷蔵庫から取り出したらお皿に盛り付け、ミックスナッツとパセリをトッピングして完成です！
さつまいもがパサパサになるのはどうして？
さつまいもの美味しさの特徴は、その自然な甘みとホクホクした食感にあります。
しかし、加熱方法によってはこの大切な食感がパサパサになってしまうことがあります。では、どうしてさつまいもがパサパサになってしまうのでしょうか？
主な原因は、さつまいもの水分が減少してしまうことにあります。
これは、加熱時間が長すぎたり加熱温度が高すぎたりすること、またはさつまいも自体が古くなって水分量が減少している場合など、さまざまな理由によって起こりえます。
特に電子レンジで加熱する場合、加熱ムラが生じやすく部分的に温度が高くなり過ぎてしまうことがあるため注意が必要です。
パサパサになってしまったさつまいもを少しでも復活させたいときは、水分を加えて再加熱する方法が効果的です。
特に、水分の多い状態で加熱することができる蒸し器を使った方法が最適です。
すでに一度加熱されたさつまいもに対しては、蒸し器での加熱時間を少し短めにすることがポイントです。この方法により、さつまいもは内部からじっくりと温められ、失われた水分を取り戻しやすくなります。
電子レンジを使ってさつまいもを再加熱する場合も、水分を加えることがポイントとなります。
湿らせたキッチンペーパーでさつまいもを包み、その上からラップでしっかりと覆って加熱します。
この方法は、ラップ内に閉じ込められた水分がさつまいもに吸収されることを目的としており、蒸し器で加熱するのと似た効果を期待できます。
しかし、加熱しすぎには注意が必要です。適切な加熱時間を見極めることで、さつまいもをパサパサ状態から救うことが可能になります。
完全にパサパサ感をなくすのは難しいかもしれませんが、水分を加えて再加熱することによって、食感を大きく改善することができます。
ぜひ、この方法を試してみてください。少しの手間で、さつまいもの美味しさをもう一度楽しむことができるかもしれません＾＾
さつまいもを乾燥から守る正しい保存方法について解説！
それでは最後に、さつまいもの正しい保存方法のポイントについて補足しておきます！
適切な温度で保管する
さつまいもは10～15℃くらいの比較的涼しい場所で保管するのが理想的です。家庭では涼しくて暗い場所が適しています。直射日光や高温多湿を避けることが重要です。
通気性の良い容器を使用する
さつまいもを保管する際は、通気性の良い布や紙袋が適しています。プラスチック袋は通気性が悪いため湿気がたまりやすく、さつまいもが腐りやすくなってしまいます。
乾燥を防ぐ
さつまいもの乾燥が進むとさつまいもは硬くなり、味も落ちてしまいます。乾燥を防ぐためにも、さつまいもを布や紙袋に包んで保管することが効果的です。
長期保存は避ける
さつまいもは長期間保存すると徐々に品質が落ちてきます。
可能な限り購入後は1ヶ月以内に消費するようにしましょう。特に、温度変化が激しい場所での保管は、さつまいもを傷みやすくします。
さつまいも同士が触れ合わないようにする
さつまいも同士が密接にくっついていると傷みやすくなります。少し間隔を空けて保管するか、複数ある場合は紙や布で一つずつ包んでから保管すると良いでしょう。
これらの点に注意しながらさつまいもを保管することで、鮮度を長く保ち、いつでも美味しいさつまいもを楽しむことができます。
特に、乾燥から守ることはさつまいもの品質を保つ上で非常に重要です。これらのポイントを実践して、さつまいもの美味しさを最大限に引き出しましょう！
まとめ
さつまいもを美味しく楽しむためのポイントは、その加熱方法にあります。
シャキシャキとした食感のさつまいもは、多くの場合加熱不足が原因であり、さつまいもに十分に火が通っていない状態だと考えられます。
しかし、このような状態のさつまいもでもそこからさらに加熱することで、食感を柔らかく変えることが可能です。
さつまいもは低めの温度でゆっくりと加熱することで、その甘みや柔らかさを最大限に引き出すことができます。
時間をかけてじっくり加熱することが、美味しさを引き出すカギとなるのです＾＾
もしさつまいもがシャキシャキ食感になってしまった場合は、今回お伝えした方法で再加熱してから食べてみてくださいね！
