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白菜の黒い斑点は古い証拠?原因や美味しく食べるレシピを紹介!

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白菜 黒い斑点 古い

鍋の具材として最適な白菜ですが、よく見るとところどころに黒い斑点のようなものが見つかることがあります。

ぱっと見なんだか虫っぽくてビビりますが、白菜に現れるあのツブツブは白菜自身が作り出した色素(ポリフェノール)なので、そのまま食べてしまっても問題ありません。

また、黒い斑点は古い白菜に多く見つかるような気がしますが、実はそうではなく鮮度以外にちゃんとした理由があったりします。このあたりについては本文で詳しく解説していきますね^^

というわけで今回は、白菜の黒い斑点に関する内容をお届けしていきたいと思います!

記事後半では、白菜を外側の葉っぱまで美味しく食べるコツや白菜の保存方法などについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください♪

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白菜の黒い斑点は古いというよりも生育環境の問題が大きい!

先程お伝えした通り、白菜に現れる黒い斑点は白菜が自分で作った色素になります。

専門的な言葉で言うと「ゴマ症」という状態にあたるのですが、別に何かの病気になっているとかそういうマイナスなものではないのでご安心ください。

それにしても、何とも見た目通りの名前がついていて驚きましたヽ(゚Д゚*)ノ

さて、この白菜自身が作り出した色素なんですが、これは抗酸化物質である「ポリフェノール」だったりします。

ポリフェノールは多くの植物が元々持っている成分なんですが、白菜の場合は自分に何らかのストレスがかかった時に合成するそうです。

一般的には古くなった白菜に多くなるものと思われていますが、どちらかと言うと白菜が育った環境によるものが大きかったりします。

※ 調べてみたんですが、鮮度とゴマ症の関係については情報が見つかりませんでした。

その中でも大きな要因として挙げられるのが、肥料が多過ぎたことによる影響です。

簡単に解説すると以下のような感じになります(´・∀・)ノ゚

まず、白菜は肥料の中の窒素を多く摂り込み過ぎると、これはえらいこっちゃということで、水分をたくさん吸収して窒素の濃度を下げようとします。

なんでも、白菜の細胞の中と外側の窒素の濃度の差を少なくしようとするみたいです。

で、白菜は水分を多く吸収しようと努力するわけですが、その時に白菜の細胞が部分的に膨れ上がってしまうことがあります。

実は、それこそが白菜にとって大きなストレスになっていて、その膨れてしまった部分に色素(ポリフェノール)を作り出してしまうという性質があるようです!

ちなみに、専門家によるとこのゴマ症はずっしりと重い水分を多く含んだ白菜に多く現れると言われているんですが、これはさっき説明したことと合致しますね。

その白菜はきっと努力して水分をたくさん吸収したんでしょう。えらい。

その他にもゴマ症が現れる理由はあるのかもしれませんが、わたしが自信を持ってお伝えできる情報としては「生育環境の問題」が一番明確な理由でした。

このように、白菜の黒い斑点は食べても全く問題ありませんので、見て目に惑わされて処分してしまわないようご注意ください!

あと、ゴマ症が出ている白菜は水分量が多い分傷みやすくなっているので、出来るだけ早く食べ切るか、鮮度の良いうちに冷凍保存するようにしてくださいね^^

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白菜を外側の葉っぱまで美味しく食べるポイントを紹介!

ここで豆知識をひとつ。

白菜は購入してから時間がたつと外側の葉っぱがどんどんしおれてきますが、実はこれには理由があります。

実は、白菜の外側の葉っぱは収穫された後も白菜の内側にある芯の部分に栄養を送り続けているのです。だから、時間が経つと元気がなくなってくるんですね。健気な葉っぱ…。

とは言え、わたしたちからすれば内側だけでなく外側の葉っぱも美味しく食べたいというのが本音でしょう。大きいですし、食べごたえがありますからね。

で、この問題をどう解決するかと言うと、白菜を食べる時は「先に内側の芯の部分から食べていく」というテクニックがあります。

白菜からしたら「何すんねん!」ってな感じかもしれませんが、栄養を送る先がなくなってしまえば外側の葉っぱも手の出しようがありません。

このように白菜の性質を逆手に取ることで、ある程度時間がたっても白菜の外側の葉っぱまで美味しく食べ続けることができるようになるのです(●´艸`)

白菜の保存方法についておさらい!加熱して冷凍が便利!


繰り返しになりますが、白菜の黒い斑点と鮮度(保存方法)の関係についてはほとんど情報が得られなかったのではっきりしませんが、全く無関係ではないかもしれません。

そう考えると、やはり正しい保存方法を知っておくことは決して無駄にはなりません。

そんなのあまり気にならないという人は、普通に常温や冷蔵庫に保存しても全く問題ありませんのでこの見出しは飛ばし読みしてもらえればOKです^^

さて、ゴマ症が白菜の活動によって生み出されるものなら、白菜の活動を止めるように保存することが大切になるかと思います。

つまり、「加熱」するか「冷凍」するかのどちらかですね!

こう書くとどっちがいいの?ってなる人もいるかもしれませんが、わたしの意見としてはどっちも、つまり固めに茹でてから冷凍する保存方法をおすすめしています。

もちろん加熱せずに冷凍しちゃっても良いんですが、そうすると解凍した時にすごく水分が出るので、食べ方としては水分の多い料理(汁物や煮込み系)に使うことが前提となってしまいます。

その点、固茹でにしてから冷凍すると解凍した時の水分の流出量を抑えられるので、水分の多い料理以外に炒めものなんかにも使うことができます!

具体的な冷凍保存の方法は…

1:白菜を好みのサイズにカットする
2:白菜を少し固めに茹でる
3:一回分ごとに小分けしてラップ包む
4:それをフリーザーバックに入れて密封する
5:金属トレーなどに乗せて冷凍する

の5ステップになります!

ポイントは使いやすいよう小分けにするところと、ラップとフリーザーバックの併用で酸化を防ぐというところです。こうすることで冷凍している間の劣化スピードを遅らせることができます。

また、食材の冷凍保存はできるだけ短時間で凍らせる方が好ましいので、熱伝導率の高い「金属製のトレー」などに乗せて凍らせるのもミソです!

この状態で約1ヶ月程度は持ちますので、その間に食べ切るようにしてくださいね^^

白菜を冷凍についてはこちらの記事でも詳しくお伝えしているので、ぜひチェックしてみてくださいね(´・∀・)ノ゚

参考記事:白菜を冷凍するとぶよぶよになる理由は?冷凍白菜に適したレシピも紹介!

黒い斑点が多くなった白菜を上手に使うためのポイントは?

黒い斑点が食べても大丈夫だとわかっていても、たくさんある場合はどうしても料理の見た目が少し悪くなってしまいます。

この見た目の解決策として一番てっとり早いのが、白菜を細かく刻んで調理することです。細かくしてしまえば斑点部分もバラバラになるのでほとんど気にならなくなりますよ!

あとは、醤油やソースなどの調味料を使う見た目の色が黒っぽく仕上がる料理に使うことでも黒い斑点の存在をごまかすことができます。

逆に大きめにカットしてそのままお漬物にしたり、透明や白系のスープに入れてしまうと黒い斑点が目立ってしまうのでご注意ください!

わたしのおすすめは「白菜を使った炒飯」ですね^^

細切りにした白菜をいつもの炒飯に入れて炒めるだけなんですが、白菜の食感がアクセントになって普段とはひと味ちがった炒飯に仕上がります。

細切りにして加熱するので黒い斑点が気になることもありません。ちょっとだけ白菜が残ってしまったなんて場合にもおすすめです!

とっても簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね(●´艸`)

まとめ

白菜に現れる黒い斑点は古いから出てくるというよりも、育っている途中で何らかのストレスがかかったことが影響しています。

その中でも特に、肥料の中の窒素が多いことが原因になる場合が多いようです。

白菜自身が窒素の濃度を調整するために水分を吸収しようとして、その結果細胞が膨れてしまい、そこに黒い色素が集まって斑点ができてしまうということです。

そして、この色素は抗酸化物質であるポリフェノールなので、そのまま食べてしまっても大丈夫です。安心していただきましょう!

どうしても見た目が気になる場合は、細かく刻んで調理することで黒い斑点が目立たなくなります。

使い道はたくさんあるので、いろいろ試してみてくださいね(*・∀-)☆

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