今回は、牛モモブロックをローストビーフ以外の調理法で食べるための内容について解説していきます!
牛モモブロックは、財布に優しいだけでなく、多様な調理法で楽しめる牛肉の部位として非常に人気があります。
よくローストビーフに使われるこの部位ですが、その用途は実は多岐にわたります。
煮込み料理でじっくりと味を染み込ませたり、ステーキとしてさっと焼いたり、衣をつけてカリッと揚げたりと、アレンジ次第でいくらでも美味しく食べることができます♪
一般的に牛モモブロックはかたいお肉と思われがちですが、実はちょっとした前処理で柔らかな食感に変えることができます。
牛モモブロックをうまく調理する方法を覚えてしまえば、美味しい牛肉料理をお得に楽しむことができます。
記事本文では、紹介した食べ方に合った牛モモブロックを柔らかくする方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
牛モモブロックのローストビーフ以外の調理法!特徴も解説!
具体的な牛モモブロックのレシピアイデアを紹介する前に、まずはこれから調理する牛モモブロックの特徴について軽く説明しておきますね!
牛モモブロックの特徴について
牛モモブロックは何かというと、牛の後ろ足、特に太ももの部分から取られるお肉です。
この部位は牛がよく動かすため、赤身が多く脂肪は少なめなのが特徴。高タンパク低脂肪なので、健康やダイエットを意識している方、または筋トレをしている方には、まさにピッタリの食材です!
また、脂身が少ないため加熱後も冷えて固くなりにくいことから牛モモブロックはよくローストビーフによく使われます。
でも、それだけではありません。
すでにお伝えした通り、牛モモブロックお肉は煮込み料理やステーキ、さらには揚げ物にもマッチする非常に使い勝手の良い食材と言えます!
それでは、前置きはこれくらいにして牛モモブロックおすすめの食べ方ご紹介していきすね^^
牛モモブロックを煮込み料理で
牛モモ肉は赤身が目立つ部位ですが、これがじっくりと「煮込む」ことで非常に美味しい一品に変わります。簡単に調理法についてお伝えしますね!
まずは、牛モモブロックを食べやすい大きさにカットします。
次に、フライパンで軽く炒めましょう。この工程は、肉のうま味を引き出すために重要なんです。
その後、選んだ調味料と共に、水と野菜を鍋に加えてゆっくり時間を掛けて煮込みます。
調味料の選び方は自由ですが、和風でいくなら醤油とみりんがおすすめ。洋風にするなら、コンソメとトマト缶を使うと良いでしょう。この自由度の高さが、この調理法の大きな魅力です。
基本的な野菜は、じゃがいも、人参、玉ねぎですが、季節に応じて旬の野菜を加えることで、さらに風味豊かな一品に仕上がりますよ♪
ちなみに、牛モモ肉が硬くなってしまうと心配されるかもしれませんが、ご安心ください。煮込む前に肉を料理酒で約1時間程度漬けておくことで、筋肉組織が柔らかくなり、煮た後もしっとりと美味しく仕上がります。
牛モモブロックの和風煮込みの作り方を紹介しておきますね!
【材料】
【作り方】
手順2:フライパンで牛モモ肉を炒め、色が変わったら一旦取り出す。
手順3:同じフライパンでじゃがいも、人参、玉ねぎを炒める。
手順4:大きめの鍋に炒めた野菜と牛モモ肉を入れ、水を加える。
手順5:醤油とみりんを加え、弱火で1~2時間煮込めば完成!
味付けをトマト缶とコンソメベースに変えれば洋風煮込みにもなりますよ♪
少し手間はかかりますが、その分奥深い美味しさは格別です。時間がある場合はぜひ煮込み料理で食べてみてください。
牛モモブロックをステーキで
牛モモブロックを使った「ステーキ」は、きちんと下ごしらえをすれば、想像以上に柔らかく、そして味わい深い料理に仕上げることができます。
まず、柔らかくするためには、包丁の背で肉を叩くことが大切です。この作業によって肉の繊維が断ち切られ、噛み切りやすくなります。
専用の肉たたきがなくても、麺棒や包丁の背で代用可能です。
大切なのは、「全体を均一に叩くこと」と「肉の厚みを一定に保つ」こと。
これによって火の通りが均等になり、焼き上がりがさらに美味しくなります。
次に、味付けの工程ですが、ここでオニオンドレッシングの出番です。牛モモ肉を叩いた後、このドレッシングに30分ほど漬け込みます。
これだけで、肉には下味がしっかりとつき、さらに牛モモブロックが柔らかくなるんです。
そして、焼く前にドレッシングに漬けたお野菜をステーキの付け合わせとして準備するのもお忘れなく。
野菜もドレッシングの味が染み込み、焼くだけでとても美味しいステーキの完成です^^
牛モモブロックをグリルして
牛モモブロックの「グリル」は、外は香ばしく中はジューシーに仕上がるのがが魅力の調理法です。
オーブンを使うので簡単ながらも、まるでレストランのような豪華な一品が完成します。
グリルして食べる場合も柔らかくするための下処理として、オリーブオイル、塩、黒こしょう、ハーブを混ぜ合わせたマリネ液に牛モモ肉を漬けておきましょう
少なくとも30分以上、時間があるなら一晩漬け込んでおくとより豊かな風味が楽しめます^^
作りかも簡単に解説しておきますね!
【材料】
【作り方】
手順2:マリネから取り出した牛モモ肉の表面の水分をキッチンペーパーでしっかりと拭き取ります。これにより、焼いたときに美しい焦げ目がつき、香ばしさが増します。
手順3:肉をグリルパンにのせ、一面を3〜4分程度焼きます。焼き色がついたら裏返して、もう一面も同様に焼きます。
手順4: 両面に焼き色がついたら、火を止め、フタをして余熱で5分程度休ませます。この休ませることで、肉汁が全体に行き渡り、より柔らかくジューシーな肉になります。
手順:5:グリルした牛モモ肉をスライスして、お皿に盛り付けましょう。仕上げにお好みでフレッシュなハーブを添えたり、焼きたての香りを楽しみながら召し上がってください。
上手に焼き上げるポイントは焼く前に牛モモ肉を室温に戻しておくこと。また、焼き上がりの肉は数分間休ませることで、よりジューシーになります。
牛モモブロックを使ったグリルは、シンプルながらに味わい深い料理です。いつもの食卓にちょっとした贅沢をプラスしてみてくださいね(*・∀-)☆
牛モモブロックを串揚げで
手頃な牛モモブロックを使って、とろけるような柔らかさの「串揚げ」を作るのはいかがでしょうか?手軽で美味しい非常におすすめの調理法です!
作り方は実にシンプルです。まずは牛モモブロックをお好みの大きさに切り、塩麹と共にジップロックに入れ、約30分間程度漬けておきましょう。
塩麹の自然な酵素が、肉のタンパク質を分解し、柔らかく、ジューシーな仕上がりを促進してくれます。
塩麹が肉に深い味わいを与えつつ、美しい仕上がりの秘訣にもなるのです。
次に、牛肉を串に刺し、薄力粉、溶き卵、パン粉を順番につけていきましょう。この工程を一つ一つ丁寧に行うことで、外はカリッと、中はしっとりとした食感が楽しめる串揚げに仕上がります。
忙しい時には、バッター液を使用して手早く揚げるのも全然アリです。
というかわたしは基本的にバッター液を使っています。キッチンが汚れにくく、衣が剥がれる失敗も防げますので。
最後に180度に熱した油でキツネ色になるまで揚げていきましょう!
食卓に上がったら、まずはそのまま、もしくは少しの塩だけで食べてみてください。お肉の旨味が口いっぱいに広がりますよ♪
もちろん、お好みのソースをたっぷりとつけて食べるのもおすすめです(●´艸`)
牛モモブロックのローストビーフ以外の調理法についてのまとめ
ということで、牛モモブロックの美味しい食べ方についてお伝えしてきました!
牛モモブロックは、適当に調理するとかたい仕上がりになることもありますが、適切な下処理をすることで信じられないほど柔らかな食感に変化します。
ローストビーフも素晴らしいですが、煮込み料理、ステーキ、グリル、串揚げなど幅広い調理法で楽しむことができますよ^^
牛モモブロックの柔らかさを引き出すには…
あたりが一般的な方法になります!
この中からその調理法に合ったやり方を選んで下処理してみてくださいね^^
次にお買い得な牛モモブロックを手に入れた時には、ぜひローストビーフ以外のレシピにもチャレンジしてみてくださいね。
お肉料理のバリエーションがぐんと広がり、食卓がもっと楽しくなるはずです♪