この記事では、「何度洗っても臭い服をオキシクリーンで対処する方法」に焦点を当てていきます!
よく使うタオルやお気に入りのTシャツなど、長く使っているアイテムには、何度洗ってもも消えない嫌な臭いがついてしまうことがありますよね。
消臭効果のある洗剤を使ったり、柔軟剤もしっかり使っているのに、なぜか臭いが取れない…。こんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
そんな厄介な臭いに対する最良の解決策は、酸素系漂白剤、商品名で言うと「オキシクリーン」を使ったオキシ漬けです。
オキシクリーンを使ったからと言って、100%臭いが消えるわけではありませんが、かなり高い確立で臭いを落とすことができるはずです!
この記事ではさらに、
なども詳しく解説しているので、服の臭いに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね!
何度洗っても臭い服はオキシクリーンで消臭しましょう!
前述したように、何度洗っても臭い服の厄介な臭いも、オキシクリーンを使えばかなり高い確立で解消できます。
わたし自身も多くの洗剤を試してきましたが、最終的には「オキシクリーン」が一番効果的だと感じています。
一般的な臭いには普通の洗剤でもそれなりに効果がありますが、特に頑固な臭い、例えば衣類が少しピンク色に変色しているようなケースでは、やはり酸素系漂白剤を頼るのが一番効果的だと思います。
具体的な使い方については後ほど詳しく解説していきますので、まずはオキシクリーンに未経験の方のために、オキシクリーンについて簡単に触れておきます^^
オキシクリーンの特性と使い心地
オキシクリーンはアメリカ発の酸素系漂白剤で、主成分は「過炭酸ナトリウム」です。
この過炭酸ナトリウムが特に注目すべきなのは、水に溶けた際に泡がゆっくりと発生する点と、色落ちを引き起こさないため、色つきや柄のある衣類にも安心して使用できる点です。
この発生する泡が汚れを浮き上がらせ、繊維の深部にまで浸透して汚れをしっかりと取り除いてくれます。
また、塩素系漂白剤とは違い強烈な臭いがなく、生地へのダメージも少ないため、使い勝手が非常に良いと言えます。
さらに、オキシクリーンにはアメリカ版と日本版が存在しますが、主な違いは界面活性剤の有無だけです。
特に特別なこだわりがない場合、界面活性剤が含まれていない日本版を選べば、安心して使うことができますよ!
念のために一つ注意点を挙げておくと、衣類に金属の部品(例えばボタンやジッパー)が付いていないかを事前に確認しておくことです。
オキシクリーンは金属部品を劣化させてしまうおそれがあるので、扱いには注意が必要です。
直接触れずに作業を
オキシクリーンは水に溶けるとアルカリ性に変わります。そのため、皮膚が敏感な方がオキシクリーンの溶液に直接触れると、手荒れのリスクが高まります。
そのため、オキシクリーンを使用する際は、ゴム手袋などを着用してから作業を始めることをおすすめします。
素手で触るとぬるぬるして気持ち悪いですので…(´Д`。)
お湯で効果を高める
オキシクリーンはお湯に溶かすことで、その効果がより高まります。ですので、使用する際は「お湯」を使う方が望ましいでしょう。
具体的な水温については後ほど詳しく説明しますが、一般的には40~60℃程度が適しています。
量が多くなければそれほど負担にはならないはずなので、出来る限りお湯を使ってくださいね!
つけ置き時間を長くし過ぎない
オキシクリーンの推奨される漬け置き時間は長くても6時間までです。
この時間を超えて漬け置きしても追加の効果は期待できないので、衣類に使用する際は20~30分くらいで次のステップに進むことをおすすめします。
もし少し長めに漬けたいと思った場合は、1~2時間を目安に時間を調節してみましょう。わたしがオキシ漬けする場合も、大体このくらいの長さで漬け込むことが多いです。
オキシクリーンの使い方について解説!
それでは本題に入っていきますね。これからはオキシクリーンの実際の使用方法に焦点を当てて解説していきます!
ちなみに、オキシクリーンの公式サイトに非常に分かりやすい使用方法の動画が掲載されていたので、今回はその動画を共有させていただきました。
不要かもしれませんが、文字でも説明しておきますね!
【オキシクリーンの詳細な使用手順】
オキシクリーンは40~60℃のお湯で最も効果を発揮します。特に、何度洗っても臭いが取れないような頑固な服には、この温度のお湯がおすすめです。
60℃のお湯を作る方法は簡単で、「沸騰したお湯に同量の常温の水を加える」だけです。厳密な温度設定は必要ないので、大体この範囲で大丈夫ですよ。
また、漬け置きに使用する容器は、金属製よりもプラスチック製が安全です。動画で紹介されているようなプラスチックのバケツでも十分です。
ステップ②:オキシクリーンをしっかり溶かす
次に、お湯の量に合わせてオキシクリーンを加えよく溶かします。この時点でしっかりと溶かしておくことが、後の工程で効果を最大限に引き出すポイントになります。
ステップ③:臭いが気になる服を漬ける
服を漬ける際は、容器がギュウギュウにならないように注意してください。服に十分な水分が行き渡るためには、少し余裕を持たせた方が良いです。
ステップ④:20分から数時間漬け置きする
動画では約20分の漬け置きが示されていますが、わたしは先程お伝えしたように2時間程度漬け置きすることが多いです。
臭いの強さによっては、このくらいの時間が必要かもしれません。
ステップ⑤:洗濯機で通常通り洗う
このステップは、好みで洗剤や柔軟剤を使用しても大丈夫です。わたしは通常の洗剤と柔軟剤を使用していますが、オキシクリーンを追加する人もいるようですね。
ステップ⑥:洗濯物を干す
最後に、洗濯物を干しましょう。室内干しでも問題ありませんが、最も理想的なのは外干しです。外で干した衣類は、より一層フレッシュな感じがするので♪
以上が、オキシクリーンを使用する際の詳細な手順となります。このやり方を参考に、頑固な臭いにもしっかりと対処してくださいね!
何度洗っても臭い服になる理由と対策方法を紹介!
次に、あなたの衣類が何度洗っても臭い服になってしまう原因と、そうならないための対策についてまとめておきますね!
何度洗っても臭い服になる原因とその対策
衣類が何度洗っても臭いが取れないという問題は、実は衣類の繊維の奥深くに潜む雑菌が主な原因です。
この雑菌たちは、繊維の奥に残った汗や皮脂といった汚れを栄養源として増殖し、その結果として不快な臭いが発生します。
つまり、臭いの根本的な原因は「繊維の奥までしっかりと洗えていない」ことなのです。
毎日一生懸命に洗濯していても、このような微細な汚れは徐々に衣類に蓄積されていきます。そして、ある一定量を超えると、その臭いが顕著になってきます。
ここでオキシクリーンのような酸素系漂白剤が役立ちます。その理由は、酸素系漂白剤は「汚れ」と「雑菌」の両方に効果を発揮するからです。
そのため、頑固な臭いもしっかりと除去することができるんですね!
この情報を踏まえて、衣類の臭い対策を行う際には繊維の奥までしっかりと洗浄することが重要です。
オキシクリーンを使うことで、そのような深いレベルでの洗浄が可能になり、しつこい臭いもさっぱり落とすことができることでしょう(´・∀・)ノ゚
臭い服を作らないための洗濯のコツ
ここからは具体的な対策、予防法についてお伝えしていきますね!
洗濯洗剤と柔軟剤の量に注意
洗濯洗剤や柔軟剤を多く使い過ぎると、それが衣類に残ってしまい結果的に雑菌の増殖を促してしまう可能性があります。
目分量で適当に使ってしまうと、ついつい多くなってしまうことが多いですよね。
そこで、洗濯物や水量に合わせてしっかりとメモリを確認しながら洗剤や柔軟剤を投入することが大切です。
これについては簡単にできることなので、ぜひ意識してみてくださいね!
お風呂の残り湯は「すすぎ」に使わない
お風呂の残り湯を洗濯に使うと、汚れが落ちやすくなるというメリットがあります。
ただし、これは「洗い」の工程で使った場合の話で、「すすぎ」の工程で使ってしまうと、せっかく落とした汚れが再び衣類に付着してしまいます。
残り湯には皮脂や汚れが含まれているので、汚れている残り湯を使ってすすぐと、その汚れが衣類に戻ってしまうわけです。
なので、お風呂の残り湯はすすぎに使わないようにしましょう!
洗濯槽の掃除も忘れずに
毎日の洗濯だけでは足りないことがあります。それは、洗濯槽自体の掃除です。洗濯槽が汚れていると、せっかく洗った衣類も清潔にならないんですよ。
見えない部分にも汚れが溜まっていることが多いので、衣類に不明な薄い膜のような汚れがついている場合は洗濯槽が怪しいです!
市販の洗濯槽クリーナーもいいですが、オキシクリーンでも十分掃除できます。酸素系漂白剤とお湯を使うと、驚くほどの汚れが浮かび上がってきますよ。
もし、衣類がすぐに臭くなるようなら、洗濯槽の掃除も考慮に入れてみてくださいね!
すぐに洗って、すぐに干す
洗濯物を放置していると、洗濯物の中で雑菌のパーティーが始まってしまいます。そう、洗濯槽に衣類をためておくだけで雑菌が増えていくんです!!
そして、洗濯物を洗った後も同じ。
濡れたままで放置しているとすぐに雑菌が増えてしまいます。特に夏は暑くて雑菌が増えるスピードが速いので要注意です。
簡単に言うと、「洗濯物はためない、洗ったらすぐ干す」が鉄則です。
これらを意識して、雑菌が増えるチャンスを減らしましょう!
有毒ガスについての補足。混ぜるな危険についての解説!
塩素系の漂白剤(例:カビキラー、ハイター)は、「酸性」物質(クエン酸、酢、レモン汁、トイレ用の尿石取り洗剤など)やアルコール(エタノール)と混ぜると、危険な塩素ガスが発生する可能性があります。
ですので、このような組み合わせは絶対に避けるようにしてください。
一方で、酸素系漂白剤と塩素系漂白剤は基本的に混ぜても危険はありません。
酸性と酸素系は違うので、混同しないようにしましょう^^
ただし、化学反応によって両方の効果が減少する可能性があるため、一緒に使うことはおすすめできません。
液体の酸素系漂白剤の代表格であるワイドハイターを作っている花王さんのサイトでもはっきり説明されているので、一度チェックしてみてくださいね!
参考:花王公式サイトFAQ
まとめ
というわけで、何度洗っても臭い服をオキシクリーンで対処する方法についてお届けしました!
目には見えませんが、服が臭う原因は隠れた汚れや微生物です。特に白い服がピンク色に変わってしまうような場合は、臭いの問題が深刻だと考えましょう。
そんな時はオキシクリーンの力を活用しましょう。オキシクリーンを使用する際には、40~60℃の温水を用意してください。
この温度帯でオキシクリーンのパワーが最大限に発揮されますので!
また、臭いの根源である微生物が生きていけるのも60℃あたりが限界なので、そういった意味でも出来る限り60℃に近い温度で洗ってくださいね。
オキシクリーンを使って、しつこい臭いを撃退しちゃいましょうヽ(`Д´)ノ≡3