今回は、ハムスターの鳴き声の中でもプップと聞こえた時のハムスターの状態などについて解説していきます!
ハムスターは通常静かな小動物ですが、時折「プップッ」という独特の音を発することがあります。
この音を初めて耳にすると飼い主さんは心配になるかもしれませんが、プップという鳴き声に関しては多くの場合、病気の兆候などではありません。
ハムスターがこのような音を出す場合、以下のような理由が考えられます(´・∀・)ノ゚
この記事では、「プップッ」という鳴き声以外にも、「クックッ」や「キュッキュッ」といった他の鳴き声が聞こえる時のハムスターの心理状態についても詳しく解説しています。
この記事があなたのハムスターの気持ちを理解するのに役立てば幸いです♪
ハムスターの鳴き声がプップと聞こえるのはどんな時?
ハムスターが「プップッ」という音を出す際には、その背景にいくつかの心理状態や行動が関係しています。
最も一般的なのは、何らかの興奮状態にある時です。これは運動の後や、オスがメスに近づいた際などに観察されます。
ハムスターが感じる興奮や好奇心が、この特有のプップ音に反映されているという「鼻息が荒くなっているパターン」ですね^^
次に、睡眠中にハムスターが「プップッ」といった音を出す場合について。
これは人間のいびきと似た現象です。ハムスターは深い睡眠中にリラックスしているため、小さないびきのようなプップ音を発することがあるのです。
個体によっては、この時の音がより顕著に聞こえるようですね。いずれにせよ、ただの「いびき」なので特に心配する必要はありませんのでご安心ください。
最後は、ハムスターの口の中に食べ物が入っている状態で聞こえるパターン。
ハムスターは食べ物を頬袋に詰め込む習性があり、その状態で発声する時にも「プップッ」という音が生じることがあります。
この音は、食べ物によって声がこもることで生じる音で、飼い主にとってはハムスターの健康な食欲を示すサインとも言えます。
こういったケースの音は鳴き声というよりもたまたま出した音がそう聞こえたというパターンが多いので、これも全く心配する必要はありません。
ここまでお伝えした通り、ハムスターから聞こえるプップという鳴き声や音については、心配するようなトラブルのサインではありません。
ただ、鳴き声だけでなく、何かしらいつもの違う症状が確認できる場合は注意が必要です。
例えば、プップ音があまりにも頻繁に聞こえる場合や鼻水が伴う場合は、何かのアレルギーや呼吸器系の疾患などの可能性もあります。
特にハムスターは小さな体で、健康状態の変化に敏感です。異変を感じたら、専門の獣医師の診察を受けることをおすすめします。
何かいつも違う鳴き声が聞こえたら、他に何かいつもと違うところはないか?ということを細かくチェックしてみてください!
ハムスターの鳴き声がクックッと聞こえるのはどんな時?
ハムスターが「クックッ・ククク」という音を発する背景には、いくつかの心理状態や行動が考えられます。
この音は、鳴き声というよりは歯ぎしりの際に発生することが多いとされています。
そして、ハムスターが歯ぎしりをする状況には、以下のような理由があると言われています!
まずは、ハムスターが「イライラしている時」。
ハムスターがストレスや不安を感じている時、歯ぎしりをしてイライラを表現することがあります。
これは人間が歯を食いしばる行動に似ており、ハムスターが何らかの不満を抱えているサインと考えられます!
なので、クックという音がよく聞こえるようになったら、何か生活の上でストレスになっているようなことがないかを確認し、原因が見つかった場合は速やかに取り除いてあげましょう。
ちなみに、ハムスターが本気で怒りを表現する多くの場合は、クック程度ではなくもっと高い音で「ジージー」といった威嚇のような鳴き声になります。
おそらく、「怒っているわけではないけど不快だぞ!」みたいな感じだと思います^^
解決策がわからない場合はあまり刺激しないように、しばらく放置しておく方が良いでしょう。
次に考えられるのが「歯の調整をしている時」。
ハムスターの歯は一生伸び続けるため、定期的に歯を削る必要があります。その調整手段のひとつとして歯ぎしりを行うことがあるようです。
特にイライラしている様子もなく歯ぎしりをしている場合は、かじり木などを置いてあげるのが良い解決方法だと思います。
最後のパターンは「寝ぼけている」状態での歯ぎしり。
人間と同じように、ハムスターも睡眠中や半覚醒状態の際に、無意識状態で歯ぎしりをすることがあります。
これは先程出てきた人間のいびきに相当する現象で、特に心配する必要はありません。
ハムスターの歯ぎしりは、一般的には彼らの健康や気持ちを理解する上で重要な手がかりとなります。
特にイライラしている場合は、ハムスターのストレスや不快感を示している可能性が高いので、まずは落ち着かせてから原因の特定と排除に努めましょう!
一方で、「クックッ」や「ククク」という音があまりに頻繁に聞こえる場合は、肺炎のような呼吸器系の病気の可能性も否定できません。
呼吸器系の疾患はハムスターにとって深刻な影響を及ぼす可能性があるので、以上な頻度でクック音が続く場合は、速やかに専門の獣医師に相談し、適切な診断と治療を受けるようにしてくださいね!
ハムスターの鳴き声がキュッキュッと聞こえるのはどんな時?
ハムスターの「キュッキュッ」という鳴き声は、おそらく飼い主さんがかなり良く耳にする鳴き声だと思います。
わたし自身もハムスターと一緒に過ごしている中で、この鳴き声を頻繁に聞いた経験があります^^
この「キュッキュッ」という音を発する時は、ハムスターが次のような心理状態にあることが多いとされています。
まずは、ハムスターが「何かを要求している時」 。
これは「お腹が空いた」「外に出たい」など、飼い主に対して何かを求めている時に発せられる鳴き声です。
なので、まずは餌やお水がなくなっていないかなどを確認してあげてくださいね。与え過ぎはダメですが、おやつをあげても良いでしょう♪
もし「キュッキュッ」という声が止まれば、食べ物を欲しがっていたというのが正解です!
次は単純に「機嫌が良い」パターン。
ハムスターがゲージや遊具で楽しそうに遊んでいる時にキュッキュ音が聞こえる場合は、単に機嫌が良い可能性が高いので特に何もする必要はありません。人間で言うところの口笛みたいなものと捉えておけば良いでしょう。
3つ目が「外部の刺激に驚いた時」です!
人間が驚いた時無意識に声を出してしまうのと同じで、ハムスターが何かに驚いた時にも「キュッキュッ」と鳴くことがあります。
これは多くの場合、わたしたち飼い主側に原因があるので、無理やり触ったりしてハムスターをびっくりさせないよう優しく接することが大切です。
無意識にこちらの息がハムスターの顔にかかって驚かせてしまう場合もあるので、近距離での呼吸にもご注意ください!
最後に、この鳴き声が病気に関係しているという具体的な情報は少ないですが、もしハムスターが繰り返し頻繁に「キュッキュッ」と鳴くようであれば、どこかに異変が隠れている可能性もゼロではありません。
キュッキュ音の他にも普段と違うところがないかをチェックして、何か気になる症状があれば、動物病院に連れていってあげましょう。
何もなければ安心できますし、何かあれば早期に対応できますので!
ハムスターの鳴き声についてのまとめ
ということで、ハムスターの発する鳴き声や音について解説してきました。
一般的には、ハムスターは敵に自分の位置を知られないよう静かに行動する動物ですが、ペットとして家庭で飼われているハムスターは、様々なパターンの音や鳴き声を発することがあります。
「プップ」「クック」「キューキュー」「ジィージィー」といった音は、それぞれ何らかの心理状態やを表している可能性が高いと判断できます。
多くの場合これらの音が聞こえることに問題はありませんが、あまりにも頻繁に聞こえたり、長時間続いたりする場合はどこかに問題が潜んでいる可能性もあるので注意が必要です!
特に、ハムスターの行動にいつもと違う点があったり、何かしらの不調を示しているような状態が見て取れる場合は、動物病院で診察を受けるようにしましょう!
ハムスターの健康と幸せな毎日を維持するためには、彼らの発する鳴き声や音に耳を傾け、その意味を理解しようとする姿勢が大切です。
この記事を読んでくれているあなたなら、そんなこと言われるまでもないですね^^